経験は・・・

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
某有名な建築家が「年間数百棟実績がある会社に勤務している一級建築士が構造以外に何も知識がない」と言うようなことをSNSに記しておられた。
私の周りでも時々よく似たことをお聞きします。
一級建築士だから・・・とはいっても勤める会社で任される内容によってキャリアが変わります。
専門資格の有無にかかわらず、Kino-izmのように社員数人というような会社であれば全ての事をひとりで理解していないと仕事が前に進みません。
一方、大手や中堅の会社の場合、部署が分かれていてそれぞれ決められたことだけを流れ作業のようにこなして行きます。分業することで効率を上げているのですけどね。
そうすることによってたくさんの知識を身に付けなくても仕事が進むというわけです。
たくさんの仕事をこなすと、いつの間にか自分には人よりも優れていると錯覚してしまい、有頂天になっている人も見かけます。
営業でもそうで、営業しか経験のない人には現場管理やアフターメンテナンスの話をしても言葉には重みがありません。経験がある人と無い人の差はこのようなところで必ず出ます。
知識だけの未経験担当者に当ってしまうと応用が利かないばかりではなく、頭でっかちで自分の都合の良いようにお客様を誘導するので、場合によってはお客様を間違った方向に陥れてしまう事にもなりかねません。
こんな担当者に当らないためにも小さな地元の工務店の方が沢山経験を積んでいて良いと思うのだけどな~。
あ、そういえば今日も某協力会社の担当さんが、
「他の取引先分譲不動産会社で築20年余り経過するお客様からの修理依頼に関して、担当者が何も確認せずこちらに訪問せよと振ってくると言ってました。
訪問したところビス1本締めるだけで修理完了。
こちらは時間を作って訪問しているのにこれでは出張費も貰えない、これくらいの事元請会社でやって欲しいです。」と泣いておられた。
Kino-izmではとりあえず確認のために訪問しますがこんな会社も多いのが事実です。
とても忙しくて時間の無い時は細かく修理箇所をお聞きして専門職に依頼しますけどね!

さて現場は、、、Kjs様邸
ようやく焼杉の工事も残すところポーチ柱のみのようで終わりそうです。
雨樋も掛けたし太陽光の配管を設置すれば足場を取り外せますね。早く全貌を見たいです。
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ほな、また、、、
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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
新年になり、1日から能登半島地震があり、あっという間に1か月が経過しました。
復旧には気が遠くなるほどの時間を要すると思いますが、被災された方には前を向いて頑張って欲しいと思います。
私も微力ながら義援金くらいは出来るので何かある毎に行って行きます。
皆さんも、出来ることを僅かでもよいので行いましょう。

さて、今日は午前中に旭化成の担当さんが来社してくれました。
「良い情報があるので・・・」との連絡を受けていましたので楽しみにしておりましたが、私の知っている内容で「付加断熱の防火認定について」でした。
既に採用しているのでね!
付加断熱(外張り断熱)を採用している工務店が少ないので是非情報をお知らせしたいと思われた様子でした。
ま、こういう時もたまにはあるさ~~~、泣!
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さて今日は、(一社)みんなの住宅研究所のオンラインイベントの日、業界のトップリーダーが惜しみも無く様々な情報を提供して下さいます。
中でも今日は能登半島地震の現地調査状況を構造塾・佐藤塾長が約1時間説明して下さいました。
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何故液状化現象が起きるのか、液状化現象に強い建て方は?、何故倒壊するのか、倒壊した家の共通点はetc、大変良い情報を頂きました。

さてさて現場は、、、
いよいよ着工のO様邸、仮設水道と仮設電気の準備が整いました。
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長持ちするように

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は桃太郎と散歩していると汗が滲むほど暖かかったです。

朝イチ、散歩から事務所に戻ると、屋根材や通気部材メーカーのハウゼコ・担当さんが来社してくれました。
前々から屋根材「ガルバリウム鋼板立平葺き」のガルバと下地材との隙間について、何かしら通気が有った方が万一の雨水の浸入時に良いと思って色々な商品サンプルを取寄せていましたがどれもイマイチ理解できず採用に至りませんでした。
しかし、数年前に発売されたハウゼコの通気立平デネエアブルーフはその問題を解消してくれそうに思えます。
屋根下地は野地板といいますが、ほとんどの場合コンパネを張っています。昔はバラ板(天然木)を貼っていました。
コンパネ(合板)は薄くスライスした木板をミルフィーユ状に重ねてボンドで貼り合わせて製造されているため、透湿抵抗が高いのです。水蒸気を通しにくいのです。
これが大きな問題で、屋根面、特に軒先の屋根材と下地ルーフィングとの隙間に浸入した雨水が水蒸気となって放出されるところが無くてコンパネ(合板)を腐らせてしまいます。
天然木であれば透湿抵抗が低いため裏側に浸透して行くのでそこまで心配は無さそうなのですが・・・
腐った板に屋根材を留めるビスが効くはずがありません。
この状態で強風が吹いた時にどうなるか・・・?台風の際にTVで金属屋根がめくれ上がるところをご覧になられた方も居られると思いますが、正しくこういうことが起きるのです。
住まいは簡単に買い替えできるものではありません。
また、短期間に屋根面のメンテナンスも出来るはずがありません。
出来れば50年、70年と初期状態を少しのメンテナンスで維持できれば良いと思うのです。
一生に一度か二度と言われる家づくり、こんなところも考えて家づくりをしています。
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さて現場は、、、
今日も真っ黒になって焼杉を貼ってくれています。
外でカットすればいいのですが、住宅地で隣接の家々に木粉が飛散するので家の中で行っています。
もう少しの辛抱です、汗
職人さんに感謝、感謝、感謝
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ほな、また、、、
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大安&一粒万倍日

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こんばんは☆
今日も暖かくて桃太郎と散歩すると汗が出ましたね。。。
この位の寒さであれば体にもそれほど負担が掛かりません、私の場合は、ハイ!

午前中は、現在プランニング中のF様と最終打合せを行いました。
一生に一度か二度と言われる家づくり、出来る限り妥協したくないですからね~、それに応えることが出来るよう知恵を振り絞ってご提案したいものです、汗

午後は、来月着工のO様の地鎮祭、地鎮祭と言っても宮司さんにお越しいただくのではなくて自分たちで執り行う略式のものです。
午前中にO様ご自身が地元の大神神社で祈祷してもらってお札や御砂を頂いてこられました。我が家も毎年お神楽を奉納させていただいている神社です。
今日は大安、そして一粒万倍日、土地を触ること、建築することなど何を行っても良い日です。
敷地の四方と真ん中にお清めのお酒・水・砂を撒き、工事の安全とO様家の発展をお願いしました。
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地鎮祭を執り行った後は事務所に戻って着工前の打合せを行いました。
O様邸、いよいよ着工です。

ほな、また、、、
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低体温症に注意

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こんばんは☆
気温の低い冬に
低体温症で病院に搬送された人のうち、約7割が自宅などの屋内で発症しているというデータがあります。
(情報元NHK)

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低体温症リスクがあるのは寒い地域だけではありません。
こちらの地図は、人口動態調査のデータをもとに、家で低体温症になって亡くなった人の数を都道府県ごとに色分けしたものです。
この図から分かるのは、すべての都道府県で亡くなっていること、亡くなった人は、必ずしも寒冷な地域で多いとは限らないということです。
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なぜ全国的に家で低体温症で亡くなるケースが相次いでいるのかというと、原因の1つに、日本の家が寒すぎるということがあります。WHO(世界保健機関)は、低体温症などの健康リスクを防ぐために、冬の室温を18度以上に保つことを強く勧告しています。18度を下回ると、 血圧が上がったり、不整脈や脳卒中のリスクが高まったりするほか、低体温症を引き起こす危険性も高まります。
しかし、冬場のリビングの温度について、慶應義塾大学の伊香賀俊治教授らの研究チームが全国約2100の一軒家を対象に調査したところ、9割の住宅が18度未満だったことが分かりました。
意外にも北海道や新潟県などの寒冷地は室内が暖かい傾向で、最も寒かったのは香川県の13.1度と、温暖な地域でも油断ができません。
寒冷地ほど家の性能に敏感で高性能住宅が多いですが、温暖な地域ほど家の性能については二の次で性能をあまり重視しない傾向ということが判ります。
温暖な地域ほど注意が必要だということを伊香賀教授も指摘されています。
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私が断熱気密について興味を持ち高断熱高気密の住宅をお勧めするようになってもうすぐ20年になりますが、まだまだこの業界では断熱や気密という目に見えないところは蔑ろにして見えるところだけPRする業者が後を絶ちません。
ようやく国も法整備し、省エネ基準を取り入れることとなっていますが、それでも基準はまだまだ低く、このような状況だといつまで経っても低体温症に陥る人が減るようには思えません。
家づくりの際には業者任せにしないで、何が大切なのか?シッカリとご自身で考え調べて行くことと、高断熱高気密の家を手掛けている工務店に出会うことが大切と言えるでしょう。
Kino-izmの家であればエアコン1台で家中どこでも薄着で快適に過ごすことが出来ます。
如何ですか、見えないところにこだわりを持ったKino-izmの家を一緒に建てませんか(^^)/

さて、今日の現場は、、、
Kjs様邸の外壁、焼杉貼りの作業も順調に進んでいます。
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Kino-izmオーナー様のご実家、外壁のメンテナンス工事も順調に進んでいます。
来週の天候が少し怪しいので、、、足踏みするかも知れません。
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ほな、また、、、
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