全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
橿原市では真夜中に大変な豪雨がありました。
外断熱で建てた我が家では、ほとんどの雨でも気づかないほど静かなのですが昨夜は流石に目をさましました。
で、今朝、橿原市・K様邸現場に行くと、どうも早朝には基礎の内側はプールの様で「金魚飼えるでー、爆」という話も有ったそうダ!
当然、バケツ等で水を搔きだし基礎が乾燥するのを待ちながら作業を進めました。
早朝の涼しい間に少しでも作業を進めたいのですが、天候により足を引っ張られますね(-.-)
先ずは基礎パッキンを並べます。。。
基礎コンクリート天端と土台(基礎の上に並べる木材)との間に挟み、床下の「風通し」を良くし空気が澱まなくすることで床下の乾燥、通気を促進します。
乾燥するということは湿気が生じずカビの発生を抑え、木材の腐朽菌も抑え、さらに白蟻の蟻害から守ります。
白蟻に対する蟻害と防腐に関してはホウ酸による防蟻処理を行っていますので十二分な対策と言えます。
基礎パッキンの上に土台を並べたところ。
床下の断熱材はキューワンボード50mmを2重に敷き込みます。
これで床下からの冬場の冷気も抑えます。
全体に断熱材を敷きつめたところ。
このままではいくら高性能な断熱材を取り入れても僅かな隙間があり、断熱材の性能を最大限に引き出すことが出来ません。
やはり隙間を無くすための作業が必要、なぜ必要なのかは「気密」に関する知識が無いとまったく解らないでしょう。
土台と断熱材の隙間(継ぎ目)を気密テープで留めているところ。
土台は体操でいう「平均台」のようなもので、バランス感覚が大切!、ふらついて断熱材の上に乗ってしまうと落とし穴のように断熱材が落ちてしまいます、汗!
だから大変神経の使う作業なのです。
床合板を敷いてしまうと隠れてしまうところであり、この工程は大半の工務店は省略しています。
ということで「Kino-izmでは全ての現場でキッチリ気密テープを貼ってますよー」ということを見て頂くために、敢えてこの作業状況はいつもブログで公開しています!
気密テープを張り、床合板を張り終えたところ。
島津棟梁、今日は熱中症気味でKO寸前でした。
最後はブルーシートで養生して、本日の作業が終了です。
島津棟梁、しゅうへい君、ご苦労様でした。
夕方、宇陀市・Nm様邸へ、、、
2階の洋室は天井地の桟を仕込んだところ。
さて、本日、新しくKino-izmの住まいを建築して下さるオーナー様と契約を結びました。
このお客様との出会いは、数か月前、ホームページからお問合せ頂いたのですが、何度かお会いしてお話しをお聞きしていますと、現在工事中の宇陀市・Nm様の知人が職場の後輩にあたるということで、お互いの共通の知人の方がこのご縁を繋いで下さいました。
「住まいの性能はもちろんのこと、色々なことに丁寧に対応してくれる」というご紹介だったようです、嬉(^^;v
紹介して下さるというのは本当にうれしい事です。
このご縁を大切に、そして期待を裏切らないよう、初心に戻り、背筋をピンと伸ばし、責務を果たしたい。
本当にありがとうございました!
ほな、また、、、
↓「Best of houzz2017」獲得
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