全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
昨日は臨時休業させていただきました。
お客様をはじめ、関係者の方にはご迷惑をおかけし、たいへん申し訳ございませんでした。
さて、本日は断熱材のお話です。
Kino-izmでは、壁体内の断熱材として、ドイツ製の木繊維系断熱材「シュタイコゼル」を標準採用しています。
本日、そのシュタイコゼルを扱う輸入商社の担当者さんが来社されました。
そこで聞いたのが、少し気になるお話。
最近、シュタイコゼルを採用する工務店が減ってきているそうです。
製品そのものが悪いわけではありません。
どうやら、他の断熱材と比較すると、少しコストが高くなることが理由のひとつのようです。
確かに、ここ数年の住宅資材や人件費などの値上がりを考えれば、工務店としても何とかコストを抑えたいというのは当然のことだと思います。
でも、私は少し考えてしまいました。
「住まいの快適性に直結する断熱材まで、コストダウンの対象にしていいのだろうか?」
もちろん、シュタイコゼルが一番性能が高く、他の断熱材はダメという話ではありません。
断熱材には、それぞれに特徴やメリットがあります。
その中でKino-izmがシュタイコゼルを採用しているのには理由があります。
シュタイコゼルは木質繊維を原料とした断熱材で、断熱性能だけでなく、熱容量の大きさによる蓄熱性も特徴のひとつ。
特に夏場は、外からの熱が室内へ伝わるまでに時間を要するため、日中の強い日射による熱の影響を抑えるうえでメリットがあります。
また、木質繊維系ならではの調湿性や、繊維質で多孔質な構造による吸音性もあります。
つまり、断熱材は単に「冬の寒さ、夏の暑さを防ぐ材料」というだけではなく、住まいの温熱環境や音環境、さらには湿気のコントロールにも関わる材料なのです。
だからこそKino-izmでは、見えなくなってしまう壁の中の断熱材についても、できるだけ妥協したくないと考えています。
さて、現場は...
名張市・My様邸では、本日、長尺シートの施工を行いました。
長尺シートはキッチン、洗面脱衣、トイレという水廻りに標準採用しています。


一般的な住宅の水廻りでは、クッションフロアを採用するケースが多いと思います。
クッションフロアは、価格も比較的抑えやすく、水にも強いというメリットがあります。
一方で、表面が柔らかいため、硬いものを落としたり、家具などを引きずったり、ちょっとしたことで表面に傷や裂けが生じることがあります。
そこでKino-izmでは、水廻りの床に長尺シートを採用しています。
長尺シートは、クッションフロアと比べて表面がしっかりしており、耐摩耗性や耐久性に優れているのが特徴です。
もちろん、傷がつかないわけではありません。
それでも、毎日使う水廻りだからこそ、日常的な摩耗やちょっとした衝撃に強く、長く使いやすい床材を選びたいと考えています。
また、耐水性があり、汚れも拭き取りやすく、お手入れがしやすいことも長尺シートのメリットです。
洗面脱衣室やトイレなど、水や汚れが気になる場所には適した材料だと思います。
特定の製品(材料)を採用するとき、それぞれの製品(材料)が持つ特徴を考え、
「この家で長く暮らすなら、どちらがいいだろう?」
そんな視点で選んでいます。
家づくりでは、どうしてもデザインなどの見える部分に目が行きがち、、、
でも、壁の中に隠れてしまう断熱材も、毎日足元にある床材も、暮らし始めてからずっと住まいを支えてくれる大切な部分。
だからKino-izmは、見えないところにも、毎日使うところにも、採用する理由があります。
そんな家づくりを、これからも続けていきたいと思います。
















