全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
断熱・気密といえばキノハウジングの木野です(^^)v
今日は橿原市Kino-izmタウンのFu様邸で気密測定を行いました。
測定前に測定器を運転して家中をチェックします。改善の必要な箇所が無いかをチェックします。
玄関ドアの上隅に少し漏気を感じたのでウレタンボンベを隙間に充填!
他はほぼ完ぺきでした。
いよいよ測定スタート
弊社のような気密性能の高い現場の測定には測定機械も小口径タイプ(直径100mm)を使います。
測定士さんの話ですと、大阪・奈良で測定する場合、弊社の測定時だけ小口径を使うとのことです。
通常の口径150mmの場合、気密性能が高いと測定不能となります。
限りなく隙間が無いので太い口径で一気に減圧すると測定が出来ないらしいです。
しかもC値が0.5~1.0程度のところの場合はオートモード(機械の設定)でも十分対応可能ですが、気密性能が高いとオートモードでは測定できずエラーとなって機械が停止してしまいます。
だから、手動で慎重に風量を上げて行き、測定しないといけないようです。
で、測定結果は、、、
C値・・・0.15cm2/m2(測定の表記は小数点第二位を四捨五入するので0.2となります)
大きな隙間が無いかどうかを示すn値、目標値は1.20ですが測定結果は1.08、これはとても優秀と思います。
αA(総相当隙間面積)も20cm2なので家全体の小さな隙間を集めても4cm×5cmという僅かな隙間しかありません。
これらの測定結果を見て、如何に大工さんが丁寧に仕事をしたかということが数値で判るのです。
ただ単に、高い性能のモノを使えば良いのではなくて、机上の数字だけではなくて、実際に手作業でやらなければならないことを確かにやるという重要性、細かい隙間を埋めて行く作業は限りなく心が折れる作業ですが、根気よく手を抜かずに作業をした結果だと思います。
このような大工さんがKino-izmの家づくりに携わってくれていることに、感謝感謝感謝です。
完成すると隠れてしまうところですが、こういうところこそ快適に暮らせるかどうかが決まる大変重要なところなのです。
断熱・気密といえばキノハウジング、そう言われるようになりたいですね。
ほな、また、、、