全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日はとあるSNSで見つけた記事のことを記しますね!
某世界的に著名な建築家の設計デザインされた公共の建物が、たった20数年で大規模改修を余儀なくされその費用をふるさと納税で集めているということでした。
この施設は地元産の杉を用いて建てられましたが外部のルーバー部分の木材の腐食が進んでおり、ガタガタになっているとのことです。
僅か20数年でこのようになってしまうような材の使い方が問題だったのでしょう。
行政は何かしら公共施設を建築する場合、著名な建築家に頼ることが少なからずあります。
著名な建築家ならだれも文句は言わないだろう...ということなのでしょうか。
またこのような建築家はデザインから設計して行く事が多く耐久性など二の次ということもあります。
それと同様のことが住宅建築でも時々お見受けしますが、やはり使う材料、特に天候の影響を受ける外部に関しては、耐久性のあるものを使わないと建築後の維持管理コストもバカになりませんし、耐久性も劣ると思います。
過去に店舗デザインを得意とする建築家と一緒に仕事する機会が有りましたが、出来上がってきた平面図と立面図、窓の位置が違うし、屋根の形状も不可能というようなつじつまの合っていないものでした。そのような図面でも平気でプレゼンに使われており、「とても一緒に仕事できないナ!」と感じてそのプロジェクトを辞退したのを思い出しました。
デザインも確かに大切ですが、その前に躯体性能、耐久性が必要ではないでしょうか!
今日は改めて考えさせられました。
さて現場は、、、
Kino-izmタウンのFu様邸、完成に向けて作業も進んでおります。
内装工事も完了しました。
Su様邸は、断熱工事に取り掛かる前の下準備、ほら、こんな風に通気層があります。
この通気層があることで、熱(空気)が滞留せず外部に放出されるので室温に影響を及ぼすことが少なくなります。
Kino-izmの通気層は90mmですが、15mmとか30mmというカタチだけの工務店も時々見かけますが、それでは通気層が狭すぎて抜けが良くならずその意味を満たすことが出来ません。
「貴社の通気層は何mmでしょうか?」と尋ねてみましょう。