空気の流れを考える家づくり

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全国のKino-izmファンの皆さま
こんばんは☆
奈良県で断熱等性能等級6~7、耐震等級3(許容応力度計算)の家づくりをしています、キノハウジングです。

今日は、着工準備中のYf様と打合せを行いました。
今回の打合せ内容は、電気設備について。
照明のレイアウトをはじめ、コンセントやスイッチの位置、そして小屋裏エアコンの「リターン」についても確認しました。

小屋裏エアコンのリターンというのは、簡単に言えば、エアコンが効率よく空気を循環させるための「空気の戻り道」のことです。
一般的なエアコンは、本体周辺の空気を吸い込み、冷房の場合はその空気を冷やして、冷たい空気を室内へ吹き出します。
このとき、エアコンのすぐ近くにある冷たい空気ばかりを吸い込んでしまうと、エアコンが処理する空気そのものが冷えすぎてしまい、冷房能力を十分に発揮しにくくなる場合があります。

そこで、室内のもう少し温度の高い空気をエアコンへ戻すための経路を設け、空気を循環させます。
これが小屋裏エアコンにおける「リターン」の考え方です。
冷房時には、室内から戻ってくる空気の状態や風量が、エアコンの冷却能力や運転状態にも影響します。

ただし、小屋裏エアコンについては、まだまだ検証していかなければならない部分もあります。
実際の住まいで試しながら、より良い方法を探っているところです。
こうした試みにご理解いただき、ご協力してくださるオーナー様のおかげで、少しずつではありますが、商品化に向けて前進しています。

本当にありがたいことです。

さて、今日の現場はMy様邸、
電気屋さんが、キッチンのレンジフードに使用する「給気用の断熱ダクト」を仕込んでくれていました。
IMG_5412_600.jpg

このダクトは、外気を室内へ取り込むためのもの。
そのため、ダクト内を通る外気と周囲の温度差によって、ダクト表面に結露が生じる可能性があります。
特に同時給排型のレンジフードでは、給気側のダクトにもこうした結露対策が重要です。
もちろん、外気が通る距離が短ければ結露のリスクは小さくなりますが、だからといって「何もしなくても大丈夫」とは限りません。
高断熱・高気密の家づくりでは、断熱材の厚さや気密性能だけを見るのではなく、

「空気がどこから入り、どこへ流れていくのか」

そして、
「温度差によって結露する可能性はないか」

そんなところまで考えながら、一つひとつ納まりを決めていくことが大切だと思っています。

完成すると見えなくなってしまう部分ですが、こうした細かな積み重ねが、長く快適に暮らせる住まいにつながっていきます。

ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
奈良県で高断熱高気密住宅を建てるならキノハウジング

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