全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
4月最終日、今日はO様邸で気密測定を行いました。
Kino-izmの住まいでは全棟で気密測定を行っています。
先ず測定機器を設置し、、、機械のスイッチON♪
Kino-izmのように気密性能の高い住まいでは機械もオートモードでの測定を行うとエラーが発生し、測定不可となります。その為、熟練の測定士がマニュアルモードで少しづつ風量を上げて行き、測定するのですがそれでも今回はエラーが発生しました。
「ん?、こりゃ相当気密性能が良さそうですね!」と言いながら再度測定をすると・・・
やっぱり良い数値を測定できました。
二階建ての住まいで床・基礎外周部分、壁面、屋根と外部に面するところの全ての隙間を集めたところ(総相当隙間面積・αA値)16cm2、4センチ角でした。
この大きさは名刺の半分よりもまだ一回り小さいものです。
家全体でこの程度の隙間しかない状況、なかなか活字で説明しても理解できない方も居られるかもしれませんが、、、かなーりハイスペックなのですよ!
そして、実質床面積で割り算した1平方メートルあたりの隙間(C値)は0.12cm2/m2、測定値表記は0.1となります。
気密性能は現場で作業してくれる職人さんたちの理解度と丁寧な仕事の成果なのです。
この性能値を測定できる工務店、どのくらい有るか?関西全域を探しても中々お会いできないと思います。そのくらい高い性能という事なのです。
ですが、n値が1.33とKino-izmの理想値1.3未満をクリアできていなかったので、みんなで隙間を探し、僅かなところでも気密テープやシーリング剤を用いて処理しました。
特に玄関ドアの足元は厄介なのです。
丁寧にシーリング剤を詰めていても、再度増し打ちしないといけません。
そして、再度測定したところ、、、
総相当隙間面積(αA値)が15cm2と、1cm2良くなりました。
C値表記は0.1cm2/m2なので1回目と変わりませんが、0.129から0.121へ0.008高くなりました。
たかが1cm2ですが40~50cm2の1cm2ではなくて16cm2の1cm2ですから相当大変なことなのです。
「こんなにコンスタントに高い性能のC値を測定できるところも非常に少ない」と測定士さんからも褒めて頂いた上で、どのようにして気密処理をしているのか教えて欲しいと色々質問されました、嬉かった(^^)v
気密性能を高くしようとすると、工事中はもちろんのこと、着工時から必要な作業を省略することなく、一つ一つの工程を丁寧に進めて行く必要があります。
そして、その丁寧な仕事の成果がこのように気密測定の結果として表れるのです。
なんちゃって高気密とはワケが違います。
本物の高気密住宅、いやいや超超超高気密住宅なのです。
如何でしょうか?
こんな気密性能に拘る工務店と一緒に楽しい家づくりをしませんか(^^)v
明日5月1日から6日まで、ゴールデンウィーク期間の休暇とさせていただきます。
エネルギーをチャージして、これからの夏場に備えたいと考えています(大袈裟やな)。
皆さんも、楽しいゴールデンウィークをお過ごしください!
Have a nice holiday(^^♪
ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
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