断熱性能等級6+(プラス)を手に入れよう!

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
Kino-izmで採用しています基礎パッキンや止水プレートを販売するメーカー「上棟テクノ」さん主催のウェビナーに参加しました。
Zoomによるセミナーなので机の前に座っていながら色々と勉強になります。
参加されていた人数は450~500名あまり。。。
セミナーの中で質問が投げかけられますが、、、
いくつかの質問の中で、外皮性能基準は...?という問いに対して等級7という人が全体の1%おられました。もちろん私もその一人ですが全ての住宅で等級7をクリアしているわけではありません。一つ下の等級6は全棟クリアしています。こういう会社は少ないと思います。
全ての住宅で等級7をクリアしようとすると外皮性能は0.26をクリアする必要があり、通常のレベルではとても無理なレベルで樹脂サッシ+付加断熱は必須だと思います。
この質問の結果は等級4...8%、等級5...43%(この辺りが一番多いようです)、等級6...33%と言うような結果でした。
その後、等級6+(プラス)を推奨するとのテーマでいくつかの説明が有りました。
等級6というと地域区分で私たちの営業エリア6地域では外皮性能が0.46です。
この性能だと少し断熱に興味を持てばクリアできそうな水準ですが、等級6+(外皮性能0.40以下程度)となるともう少し断熱の勉強をしないと簡単にはクリアできません。
このレベルになると気兼ねなく全館空調が機能するレベルになります。
もちろん断熱性能だけでは無くて気密性能も最低0.5以下にしないとダメだと感じますが、、、
次にもう一つ質問が有りました。
断熱等級6+について、、、
既に等級6+を採用している...10%(Kino-izmはココです)
次の現場から採用したい...7%
前向きに社内検討を進める...42%
断熱材メーカーに相談したい...4%
個人的には興味がある程度...32%
今のところ必要性を感じない...4%
36%の人
が会社として一般ユーザーへ向けて必要性・重要性を感じていないという状況に絶句しました、汗!
こういう人たちが家づくりに携わっていると思うと、この人たちと家づくりされる方々は快適な住まいを手に入れることの確立が低くなってしまいます。そういう提案をしないでしょうからね!
これでは業界も性能の底上げをしようとしても限界がありそうです。
まだまだ国が行う施策計画では足らないと感じました。
家づくりされる方全ての方は多かれ少なかれ快適な家を手に入れたいと思っているはずです。
どんな工務店に出会うか?によって、手に入れる住まいの性能が違ってきます。
シッカリと勉強して知識の豊富な工務店と出会って欲しいと強く感じます。

さて現場は、、、
新築工事のO様邸、床下エアコン配置の最終確認、現場監督も頑張ってますよー!
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フルリノベのO様邸では、巾木や廻り縁を取り付けています。
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カップボードとキッチンの設置工事も完了したと報告が有りました。
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新築工事、Kino-izmタウンのF様邸、基礎工事進行中
砕石を敷き詰めて、、、
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ランマ―で転圧をシッカリと掛けて締固めします。
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転圧完了時の写真
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その後、防湿シートを敷いて捨てコンクリートを打設しました。
捨てコンクリート、名前の通り捨てです。
配筋作業をしやすくするためのものと考えていますが、ほとんどの工務店は地盤改良杭の頭にも捨てコンクリートを被せてしまっています。
この意味お解りになる方、、、居られるでしょうか?
とても重要なことなのですが、私も解らない時期が有りました。そこまで考えなかったんですね。
でも耐震等級3を勉強するとともにその重要性も理解できました。
この上にベースコンクリートを打設するのですから・・・ベースコンクリートと言うのは躯体の一部です。
改良杭頭の上に直接載せてこそ改良杭で建物の加重を受けることになるのですが、ほとんどの工務店はこれを解っていません。
業界のヤミかも知れませんね。
ちなみに、F様邸、外皮性能は0.37、余裕で断熱性能等級6+(プラス)をクリアしています。
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ほな、また、、、

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