全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今夜もブログ更新の時間です。
InstagramやX(旧Twitter)などのSNSが主となっている昨今、ブログなんて古すぎないか?と感じる方も多いのではないでしょうか!
現に同業の方たちでもホームページにブログのリンクが貼ってあってもずいぶん更新されていないということが多いですね。
でもね、私の場合、2006年10月18日からコツコツと書き記した記事数が4374件(旧ブログ1695件含む)となっています。
既に旧ブログは閉鎖してしまいましたが、、、
これらの記事を隅々まで目を通された方は「木野さんの家づくりに対する考え方がよくわかる」と仰ってくださいます。
こういう人たちが居られる限り、ブログを続けて行くつもりです。いやいや、続けます!!!
さて、Su様邸の屋根、今回初めてデネブエアールーフ(ハウゼコ)を採用しました。
通常の立平葺きとは違い、ガルバリウム鋼板とルーフィングとの間に隙間がありますので、ペコペコします。それが水蒸気を逃がすために必要なものなのです。
さらに、使う部材の数も多いです。
予め工場でプレスされたガルバリウム鋼板を現場で折り曲げないといけません。折り曲げるとプレスされた型とは垂直方向に折り曲げるので角にピンホール(穴)が開いてしまう恐れがあります。ここが一番弱いところ。
Kino-izm自慢の板金屋さんは耐久年数を考えるとシーリングをシッカリと打ち込んでおいた方が良いと判断し、施工してくれました。
その後にケミカル面戸(防虫用のパッキンという方が解りやすいかもしれませんね)を設置し、雨押え換気部材をその上に取り付けました。
最後は屋根面を保護するために養生して作業完了です。
良いものを、耐久性の高いものを採用しようとすると、単にメーカーさんのマニュアル通りに施工すれば良いのかも知れませんが、マニュアルを拝見し、職人さんと協議したところ、ここは少し疑問が残る、もう少し○○した方が良いのでは、、、というところがいくつかありました。
当然、施工方法を勝手に変えるようなことはいたしません。メーカー担当者や技術者へ問合せし、確認を取ってからKino-izmなりの施工方法をとりました。これで10年雨漏り保証を受けることが出来ます。
どのような製品でも同じですが、製品を提供するメーカーと施工して保証して行く立場では責任の大きさも違うと思うのです。
どのようなことがあっても最後は施工者が責任を取らないといけないこともありますので、シッカリと考え責任の取れるように施工してその施工方法をメーカー側にも共有しておいていただくことも重要と考えています。
新製品を扱う場合、いつでも学びが多いです。
これも良い職人さんに恵まれているからだと思います。このような職人さんのお陰で私の責任も果たすことが出来るのです。
ありがたや~~~
ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
奈良県で高断熱高気密住宅を建てるならキノハウジング
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