大和の家・ゼロエネ住宅・Tn様邸 の最近のブログ記事

新記録樹立

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日も日中現場に出ており少々バテ気味の木野です。。。

で、今日は新記録が出ました。
先に言ってしまいましたが・・・
五條市・ゼロエネ住宅・Tn様邸で気密測定を行いました。
Kino-izmではどの現場でも気密測定を行い、建物躯体の施工精度はもちろんのこと、サッシの不具合を調べるにも良い機会なのです。
通常は1階部分の小さい窓のサッシを開放し、その部分に測定機器を取り付けるのですが、此方の住まいは1階には測定可能な開口部分は幅2.5m程の大開口のテラス戸のみ、しかしこの開口では機材を設置するにも大変な養生が必要なので2階のバルコニーに面した引違いテラス戸に設置しました。

測定方法は家中の窓を締め切り、測定機械に取り付けられたファンによって内気を外部に放出し、その際の内気と外気の気圧差を測定して隙間がどの程度あるかを調べるのです。
あ、その前に、、、測定器モニターに記された温度は、内気33度に対して外気温は40.6度を感知していました。まぁバルコニーは南面で日当たりも良いところですから多少影響もあったと言えますが、、、
でも、屋内は汗は出るものの我慢できないというような環境ではありません。それは特に2階で感じることなのですが、やはり断熱性能の良い住まいだからかも知れません。

そして、、、
早速1回目の測定に入りました。
通常は測定器がオートで測定します。しかし、途中でエラーとなり機械が止まりました。
この時点で「今回も相当良い数値が期待できるかも」と皆で話ししておりましたが、2度目の測定でもエラーとなり測定不能。。。「これはかなり気密性能が高そうだ」ということで、3度目は手動にて測定しました。これなら機械が止まることはありません。
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で、手動による1回目の測定、、、
目貼りした養生テープがバリバリと悲鳴を上げ今にも捲れそうな様相だったので、捲れないように押さえていました。
普段はこんなことは無いのですが、家の中が負圧になり隙間がどこにも無いと弱いところから空気が入ろうとするのです。
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で、測定結果は、なんとC値0.154cm2/m2、この数値は今までに測定したKino-izmの住まいで最高値です。
しかし、隙間特性値が1.43ともうひとつ満足できず、皆で隙間を探して、改修して2度目の測定に入りました。

測定が始まり、機械を眺めながら「今度はもっと良さそうです」という測定士さんのコメント。
そして驚愕の数値を測定しました。

C値0.1cm2/m2、表記は小数点第一位までと決められていますのでこの数値ですが、計算では、14cm2÷201.80m2=0.06
なんと、0.1を切っていました。青いアンダーラインの数値をご覧下さい。
この数値は建物の外気と接するところ(床下・壁・屋根)にある無数を見えないような小さな穴を集めても14cm2しかないという事なのです。
14cm2というと4cm×3.5cmという小さな長方形です。名刺の半分くらいといえば解っていただけるでしょうか。
家全体でこの隙間ということはザックリと言うと隙間は無いに等しいです。
また、もう一つ驚きの数値が、、、
n値(隙間特性値)という黄色いアンダーラインの数値。
この数値はどれだけ隙間が小さくても個々の隙間が大きい場合に限りなく2.00に近くなります。逆に限りなく小さい穴の場合は限りなく1.00に近づくのですが、測定結果は1.00、これはもう完璧と機械が判定したという事。
いつもは1.3台~1.4台、少し悪い時は1.5を超えることもあるのですが、これほどまでに完璧な躯体性能になっているとは本当に驚きました。
隙間が無ければないほど、計画的な換気が可能になるとともに、空調の調整もしやすくなります。
これらのことをよく理解してこそ、作業時に何をどのように作業しなくてはならないのかを考えながら進めて行けるのでこのような結果が出ると思います。
毎回毎回、何故もう少し良い数値が出ないのかを反省も含めて考えてきたからこそ、そしてこれらのことをシッカリと理解して作業をしてくれる大工さんに感謝しなくてはなりません。
いくら良い断熱材を使っても、いくら良いサッシを使っても、その施工精度が低ければこのような結果には絶対になりません。
完成してからでは見えない部分、そして修正が出来ない部分を工事中にチェックすることに気密測定を行う意味があると思います。
「こんな数値、見たことがありません! 恐らく関西NO.1でしょう」とは、測定士さん談
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ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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日射遮蔽は大切です

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
12日~16日まで、夏季休暇を頂きました。
5日間の休暇でリフレッシュし、今日からまたフルタイムの業務となりました。
皆さんはどのような休暇を過ごされたでしょうか?
私はご先祖様の墓参りやお買い物、そして後半2日間は自宅に籠りっきりでした。
2日間も自宅に居ることって年間通しても恐らく無いのでは、、、
ただ、自宅に居たことで日ごろ皆さんに訴えていることを今一度実験してみようと思い、リビングの南面テラス戸に設置しています外付けのシェードを下ろさない場合、室温がどうなるのか?を実験してみましたが、見事に夏の強い日差しがLow-Eガラスでも通り抜け、28度だった室温がアッという間に31度に上昇し、我慢の限界が来るまでにはあまり時間が掛かりませんでした。

我が家のリビングは2階にあり、冬場は日射がたくさんあり、暖房の補助にもなるのですが、逆に夏場はシェードが無いと大きな窓(開口部)から溢れるほどの日射があり、エアコンが絶えずフル稼働します。
しかし、外付けのシェードを下ろすことで、日射遮蔽がバッチリと出来、強い日差しの日でも、リビングの室温はそれほど高くなりません。エアコンもほとんど待機状態で日中も28度をキープしています。
この28度という温度設定、「それって温度高くないの?」と思われる方も多いと思います。
実際、次世代省エネ基準程度の躯体性能の低い住まいではほとんどがエアコンもフル稼働するでしょうし、25度、時にはそれ以下の温度設定にしないと快適にはなりません。
しかし、断熱と気密という躯体性能が高ければ28度設定でも快適になるのです。さらに汗ばむ原因は温度よりも湿度も関係しています。だからシッカリと除湿を行うことで少し高めの温度設定でも快適なのです。
ここでいうところの「快適」とは、汗が出ない程度でひんやり感が無い状態です。もちろん部屋の掃除や片付けなど、家事をすると少し汗ばみます。そのような時は27度に1度だけ温度を下げ、シーリングファンを回すとスッキリします。
こういうところもこれからはシッカリと伝えて行きたいところですね。
写真は我が家のリビング、築10年5か月、シーリングファンの羽が樹脂製で黄ばんできました。もう少し使ってあげないと勿体ないですからねー、そして壁・天井はドイツ製のしっくいを塗っています。
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さて、休み明けの現場は、、、
橿原市・Mt様邸、造作に関することを大工に説明しました。
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その後は、五條市・ゼロエネ住宅・Tn様邸へ、
今日は断熱工事、外にはアイシネンの機材を積んだトラックが2台
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丁度、お風呂や洗面周辺の施工が終わったところでした。
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外部では外壁の施工の為の下準備、通期胴縁を施工したところ、胴縁を固定するための専用ビス「パネリード」も300ミリという決められた間隔があるので、予め赤いマジックで印をしています。
手間は掛かりますが、こうして作業することが綺麗な仕上がりをつくる基礎となっています。
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ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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現場奔走の一日

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は奈良で37度を超えたそうです、暑っ!

で、朝現場へ出掛けてから夕方6時半に帰社するまで、現場を4件ハシゴ。。。。。
先ずは五條市・ゼロエネ住宅・Tn様邸、
階段はKino-izmの場合、既製品や規格品を使わず、全てオーダーしています。
今回は特にエアコンの収まる場所であり、途中からスケルトンという特殊な収まりなので、念入りに寸法を描き間違いが無いか確認しました。
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南側の大開口のテラス戸はYKK-APの樹脂サッシ・APW430、トリプルガラス!
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その他チェックできるところを確認し、次に向かったのは橿原市・Mt様邸、
キッチンのサッシ高さの指示を間違えていましたが、再度施主様に立ち会っていただいて現状を確認し、OKいただきました。
ミスはミスなんですが、折角大工が取り付けたサッシを取り外すもどかしさがあったので、良かったです。

その後、広陵町・ゼロエネ住宅・Yz様邸へ
此方も大工と天井高や収納扉についても確認しました。
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で、最後は斑鳩町・Im様邸へ、、、
今日は引渡の日、大変暑い日でしたが、リビングはエアコンも動いており、良かったです。
外部では、アウターシェード用の金属フックの取付に現場監督も奔走、
びっしょりと汗をかきながらの作業は過酷です。
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希望されていたハンモックのフック取付に大工が図面に控えていた寸法に間違いがあり取付位置を間違ってしまいました、汗
傷めた天井壁紙は休み明けに補修することとなりました、泣!

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引き渡しに際して、施主様ご夫婦から「お世話になりました」とご挨拶していただきました。
また、絶対期待を裏切らない珈琲豆と菓子箱、私の大好きな芋焼酎を頂きました。
Im様、竣工おめでとうございます。
これからも今までと同様、末永くお付き合いをお願いします(^^)
また、沢山のお心遣いを頂き、本当にありがとうございました。
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以上、現場ブログでした、もうヘトヘトの一日、さぁ、帰って呑もか~~~~~、蹴

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今朝、現場に出かけたときはたいして熱く感じなかったのですが、現場でゴソゴソやっていると忽ち汗が滝のように流れてくる始末。
シッカリと水分を取り熱中症対策をしています。
僅かな時間でも暑くて過酷な環境なのですが、毎日毎日現場で作業をしてくれる職人達には頭が下がります。
彼等のお陰で私の仕事も成り立っています。

で、私も作業を、、、ということで、
広陵町・ゼロエネ住宅・Yz様邸では、基礎の土間下部に通じる貫通部分からの白蟻の蟻害を防ぐためにホウ酸入りシーリングを打ち込みました。これで大丈夫(^^)v
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現場では大工2人、電気工事1人が汗を流してくれています。
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構造材の搬入も確認しました。
空の青と雲の白のコントラストがきれい。。。
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その後、現場を離れて次の現場へ、、、
斑鳩町・Im様邸。
先日発注を間違ったホスクリーンが届いたので私が取付しました。
こういう作業もするんですよ!
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一旦帰社してずぶ濡れの衣類をすべて着替えて五條市・Tn様邸へ、、、
外壁の断熱材の施工が完了、全面シルバーです。
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明日は水曜日で定休日ですが、この忙しさに休んでいるわけには行きません。
お盆には11日~16日まで休暇をいただく予定ですから、、、

皆さんも梅雨明け直ぐのこの暑さに体調を崩すことのありませんように。

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は晴天の一日でした。
ブログを2件に分けてアップしまーす!

では、Part.1
午前中は土地購入検討中のお客様と打合せ、そして五條市・ゼロエネ住宅・Tn様邸のハウスプラス住宅保証による躯体検査、およびプラン21による中間検査を受けました。
もちろん一発合格、、、
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その後、斑鳩町・Im様邸へ、、、
今日はタイル工事初日、
此方の住まいのタイルは珍しく600×300という長方形のタイルをお選びになりました。
出来上がりが楽しみですね!
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エアコンの設置も終わり、試運転。。。

Part.2に続きます。。。

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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