日射遮蔽は大切です

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
12日~16日まで、夏季休暇を頂きました。
5日間の休暇でリフレッシュし、今日からまたフルタイムの業務となりました。
皆さんはどのような休暇を過ごされたでしょうか?
私はご先祖様の墓参りやお買い物、そして後半2日間は自宅に籠りっきりでした。
2日間も自宅に居ることって年間通しても恐らく無いのでは、、、
ただ、自宅に居たことで日ごろ皆さんに訴えていることを今一度実験してみようと思い、リビングの南面テラス戸に設置しています外付けのシェードを下ろさない場合、室温がどうなるのか?を実験してみましたが、見事に夏の強い日差しがLow-Eガラスでも通り抜け、28度だった室温がアッという間に31度に上昇し、我慢の限界が来るまでにはあまり時間が掛かりませんでした。

我が家のリビングは2階にあり、冬場は日射がたくさんあり、暖房の補助にもなるのですが、逆に夏場はシェードが無いと大きな窓(開口部)から溢れるほどの日射があり、エアコンが絶えずフル稼働します。
しかし、外付けのシェードを下ろすことで、日射遮蔽がバッチリと出来、強い日差しの日でも、リビングの室温はそれほど高くなりません。エアコンもほとんど待機状態で日中も28度をキープしています。
この28度という温度設定、「それって温度高くないの?」と思われる方も多いと思います。
実際、次世代省エネ基準程度の躯体性能の低い住まいではほとんどがエアコンもフル稼働するでしょうし、25度、時にはそれ以下の温度設定にしないと快適にはなりません。
しかし、断熱と気密という躯体性能が高ければ28度設定でも快適になるのです。さらに汗ばむ原因は温度よりも湿度も関係しています。だからシッカリと除湿を行うことで少し高めの温度設定でも快適なのです。
ここでいうところの「快適」とは、汗が出ない程度でひんやり感が無い状態です。もちろん部屋の掃除や片付けなど、家事をすると少し汗ばみます。そのような時は27度に1度だけ温度を下げ、シーリングファンを回すとスッキリします。
こういうところもこれからはシッカリと伝えて行きたいところですね。
写真は我が家のリビング、築10年5か月、シーリングファンの羽が樹脂製で黄ばんできました。もう少し使ってあげないと勿体ないですからねー、そして壁・天井はドイツ製のしっくいを塗っています。
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さて、休み明けの現場は、、、
橿原市・Mt様邸、造作に関することを大工に説明しました。
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その後は、五條市・ゼロエネ住宅・Tn様邸へ、
今日は断熱工事、外にはアイシネンの機材を積んだトラックが2台
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丁度、お風呂や洗面周辺の施工が終わったところでした。
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外部では外壁の施工の為の下準備、通期胴縁を施工したところ、胴縁を固定するための専用ビス「パネリード」も300ミリという決められた間隔があるので、予め赤いマジックで印をしています。
手間は掛かりますが、こうして作業することが綺麗な仕上がりをつくる基礎となっています。
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ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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