長持ちする家を建てよう

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
新築住宅建築中のO様邸、
外部と繋がっているところは全てこのようにして隙間を塞いでいます。
一液性ウレタンボンベやシーリング剤を使用して限りなく隙間ゼロを目指しています。
「そこそこでいいじゃないですか!」という工務店・ビルダーが大半ですが、それでは気密性能が高くなりません。
逆に中途半端な気密性能の方が隙間に漏気が集中して結露が発生しやすく、腐朽へと進んでしまいます。
そんなことになれば、終の棲家と願って建てた住まいが人生計画半ばで大改修や建替えを余儀なくされます。
それでも「そこそこ」でいいですか?と問いたいです。
私たちは家づくりのパートナーです、そのパートナーの選び方を間違ってしまうと将来、残念なことになります。
長持ちする家を建てましょう♪
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サッシの取り付けも終わりました。
シッカリとレーザーで水平を確認して作業を進めています。
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さて、事務所近くのKino-izn Townでは7件目の家づくりが始まろうとしています。
明日は地鎮祭、土地の神様にご挨拶いたします。
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外装改装工事中のF様邸、ベランダのアルミ製笠木手すりを取り外しました。
案の定、通気が塞がれていました。
建築したのはDハウス木造です。
Facebookに掲載したところ、業界ではチョー有名な工務店社長さんからコメントいただきました。
換気部材メーカーの社長さんも同じようにコメントをくださいました。
全国的にこの方法が当然のように施工されていた時期があるそうです。
私にはあり得ないことですが・・・汗
築20年の建築でこの有様ですが、今でも許容されてこのような工事をされているところが多いようです。
分譲住宅会社にと言わせしたところ施工方法は問題ないとのことのようです。
ちょっと勉強すれば笠木部分を塞ぐなんてとんでもないこととわからないのでしょうか?
このように塞いでしまうと壁体内の通気層が機能しません。
機能しないとどうなるか?⇒空気(水蒸気)が滞留し、結露を発生させます。⇒壁体内はカビの発生・腐朽してしまい防水層が機能しなくなります。⇒すると壁内に結露水が移動し室内の壁面にシミのように現れてきます。
家のために良いわけがありません。
これを許容する会社側の都合で考えてみると、、、瑕疵保険の10年は大丈夫ということにつながるのかもです。
長持ちさせることが目的ではなくて10年持てば良いという企業の考え方なのでしょう。
なんでやねん!
Kino-izmでは通気層を確保して壁体内の気流を止めないように工夫してきました。
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最近では、次のような換気部材がメーカーから販売されていますので採用しています。
※エンタレスミニ(ハウゼコ)
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壁体内の空気の対流は長期的にみると怖いです。躯体が長持ちしなくなります。
結露・通期の必要性を理解している工務店じゃないとこれらのことは知らないで同じように施工しているのかも知れませんね。
このようなことを理解して、
長持ちする家を建てましょう!

ほな、また、、、

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