気密を知らないなんて・・・

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は午前中はデスクワークと新規問い合わせに対する対応でした。
「木野さんは断熱・気密に拘っておられますが、他社に相談に行った際、気密性能の話をするとそのビルダーは気密測定も行っておらず、もう一歩足を踏み込んで話を聞こうとすると、うちのお客様ではなさそうですね!」と言われたらしいです。
まぁそんなビルダーもまだまだありますから、、、
でもどうして未だにそんなことを言っているのか?聞いてみたいですね。
というか、もうこの業界から撤退してほしいですね!
あ、こんなこと言ってしまうとチョッと厳しいですかね?
そんなことないですよね~
断熱性能は気密性能とセットにしないと効果を発揮できません。意味がないのです。
よく覚えておいてくださいね!

で、写真は、、、過去の写真ホルダーを探していて目に留まったので掲載いたします。
2009年春竣工のオーナー様宅、広いリビングと二階までの繋がりを重視してプランニングしました。
通風を重視し重量換気(重力換気)を考えて階段もスケルトンとしました。
最近ではよく聞くようになったパッシブという考え方です。
開放的で明るいリビングを手に入れられました。
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そしてもう一枚、こちらは、2008年秋竣工のオーナー様宅。
玄関横に配置した土間収納の中ですが、何かお解りになられた方、よく勉強されていますねぇ~!
これは壁面にポストを設置したいという強い要望があり、壁を貫通させるポストはたくさん販売されていたのですが、気密に拘る者としては、一般に販売されているポストはスカスカで家の気密性能が高いと、余計にこの一転に漏気が集中するのでたとえ南側だとしても結露の問題が避けて通れませんでした。
そこで、ポストの内側に荷受けのボックスを造作でつくり、小さな引違いの窓を設置しました。
これなら手前に開くことも無いので狭い空間でもそれ以上に狭くなりませんね。
しかも、気密性能を損なうことが無いので大変重宝されています。
振り返ると15~6年前でもこのようなことを考えていたんだなと思います。
ま、断熱に拘りだしたのが20年前なので当然といえば当然のことですけどね!
yg0147_600.jpg

ほな、また、、、

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