長持ちするように

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は桃太郎と散歩していると汗が滲むほど暖かかったです。

朝イチ、散歩から事務所に戻ると、屋根材や通気部材メーカーのハウゼコ・担当さんが来社してくれました。
前々から屋根材「ガルバリウム鋼板立平葺き」のガルバと下地材との隙間について、何かしら通気が有った方が万一の雨水の浸入時に良いと思って色々な商品サンプルを取寄せていましたがどれもイマイチ理解できず採用に至りませんでした。
しかし、数年前に発売されたハウゼコの通気立平デネエアブルーフはその問題を解消してくれそうに思えます。
屋根下地は野地板といいますが、ほとんどの場合コンパネを張っています。昔はバラ板(天然木)を貼っていました。
コンパネ(合板)は薄くスライスした木板をミルフィーユ状に重ねてボンドで貼り合わせて製造されているため、透湿抵抗が高いのです。水蒸気を通しにくいのです。
これが大きな問題で、屋根面、特に軒先の屋根材と下地ルーフィングとの隙間に浸入した雨水が水蒸気となって放出されるところが無くてコンパネ(合板)を腐らせてしまいます。
天然木であれば透湿抵抗が低いため裏側に浸透して行くのでそこまで心配は無さそうなのですが・・・
腐った板に屋根材を留めるビスが効くはずがありません。
この状態で強風が吹いた時にどうなるか・・・?台風の際にTVで金属屋根がめくれ上がるところをご覧になられた方も居られると思いますが、正しくこういうことが起きるのです。
住まいは簡単に買い替えできるものではありません。
また、短期間に屋根面のメンテナンスも出来るはずがありません。
出来れば50年、70年と初期状態を少しのメンテナンスで維持できれば良いと思うのです。
一生に一度か二度と言われる家づくり、こんなところも考えて家づくりをしています。
IMG_9407_600.jpg

さて現場は、、、
今日も真っ黒になって焼杉を貼ってくれています。
外でカットすればいいのですが、住宅地で隣接の家々に木粉が飛散するので家の中で行っています。
もう少しの辛抱です、汗
職人さんに感謝、感謝、感謝
IMG_6702_600.jpg

ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
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橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家kinoizm

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