大和の家・M様邸 の最近のブログ記事

全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日はKino-izmが参加している工務店のグループ会議に出席しました。
会議では今年度の地域型住宅グリーン化事業に対する公募とネットゼロエネルギー化事業へのグループとしての参加の確認と、その場合のグループの共通した建物の仕様・性能・特色などを決めるための議論を行ったのですが、各社それぞれの特色を持っており、また各営業エリア内での需要等のリサーチ、etc.....
様々な議論が成されましたがKino-izmのように断熱・気密性能を重視している工務店と自然素材を得意としている工務店との温度差が結構ありました。
お聞きしていると、断熱・気密なんていう話は一言も出ないらしいです。
本当に私が聞いていると不思議でなりません。
Ua値に関しては最低水準の0.6が目指す基準と言われますがKino-izmではすでに0.4台前半はコンスタントにクリアして行っております。
こちらの考え方でも相当の温度差があると感じました。
自然素材がダメと言っているわけではなく、その住まいに対する維持管理、快適性などをジックリと聞いてみたいものだなと思いました。
寒くないのか、暑くないのか、また、暑い・寒いがアタリマエとの認識なのか、、、おそらく「こんなもんだ」と思っておられることと想像できるのですが。
また、競合した場合、最終的には価格の安いところが受注してしまうという何とも寂しい話も飛び交っていました。
Kino-izmではこのような事の無いよう、そして競合なんてすることも稀です。
やはり、如何にして家づくりをするのか、、、
そこに住む人がシッカリと勉強し、正しい知識を身に着けて自分たちに適した工務店を見つける努力をすることだと思います。
以前、ある講演をお聞きした時、「知ろうとしない人が素人だ」と訴えている先生がらっしゃいました。
本当にそうだなと感じます。
国は2020年にZEH住宅が新築住宅の50%、2030年には100%を目指そうとしています。
そんな中で否が応でも早かれ遅かれ取り組んで行かなくてはならない課題です。
出会った工務店がどれだけの知識と技術を持っているのかっていうことは大変家づくりを左右する重要なところですが、それ以上に肝心なことは家づくりに参加する施主がどれだけ勉強しているかっていう事だと思います。
コスト重視に傾倒してしまい、肝心の断熱・気密を疎かにしていると「イニシャルコスト+ランニングコスト」のトータルコストは近い将来必ず逆転します。
さらに「快適」というコストでは表すことの出来ない性能は、後付けでは手に入れることは大変困難です。
そして快適だということは体調を崩しにくくなり(病気になりにくい環境)、暑さ、寒さから解放された住まいではアクティブに暮らすことが出来て精神的にもストレスから解放されるだけでなくゆとりを持てる生活が出来ると思います。
これからの時代、断熱・気密は切っても切れないだろうし、それを知っているのと知らないのとでは10年後、20年後の暮らし方が全く違ったものになると断言できます。
これからの家づくり、どこへ行くのでしょうか???

さて、写真は橿原市・M様邸、
構造材がまだまだむき出し状態、吉野および十津川産の檜と杉です。。。
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そして次の写真は週末の完成内覧会の現場・Ks様邸リビング、ロフトを設け天井高をシッカリと確保しました。
キッチンのペンダント照明、奥様の拘りでどのようにご提案するか大変悩みましたが凄く気に入って下さったようです。
私も100点満点といっても良い仕上がり具合です。
実際に貴方の目で見て欲しいと思います。
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見学会の予約状況
まだまだ12時、13時、14時、15時と4枠、空きがございます。
どしどしご予約下さい。

ほな、また、、、

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耐震と制震

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日も暑い一日でした。
こうしてこれから益々暑くなっていくんかなー、爆

さて、週末に上棟しましたM様邸、
耐震性能は最高等級の3、これはKino-izmの標準、というかこれから住まいを建てようとするにはこの性能は当たり前とすべきです。
さらに制震についても取り入れるべきだと考えます。
今回のM様邸、制震についても構造に取り入れ、万一の大きな地震を経験しても倒壊・損壊から建物を保護できるよう設計しました。
制震といいましても多くの企業が自社で開発した技術を売り出しています。
皆さん、良く目にされるのはダンパーと呼ばれる筋交いと同じ機能を持ち合せた部材ですが1軒の建物に精々6~8箇所、しかも1階部分だけという物がほとんどです。
何故?と思われませんか?
1箇所で6~8万程度、6箇所だと40~50万くらい掛かります。
ダンパーを取り付けた現場を見ると如何にも強そうで地震の揺れを最小限に抑えてくれそうに見えますね!
でも、どうでしょう!
ダンパーの取り付けているところはブレーキがかかり、揺れによる損壊も少ないでしょうが、その箇所はたかが6箇所、8箇所なのです。家全体では無いんです。
構造用の壁面が1軒の家でその程度しかなければ他の壁面に損壊が集中してしまう事も想定できます。
それで制震の目的を果たすと言えるのでしょうか?

Kino-izmではこのようなダンパー式のものはお勧めせずに、構造用壁全てに制震テープを挟み、万一の地震の揺れが生じたときには家全体で揺れを軽減出来る事を前提に取り入れています。
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技術者の話の中ではユーザーへの訴求効果は弱いけど、建物全体で制震出来るのでいざという時も安心だ、とのこと。
そして導入している工務店・ビルダーの中では構造を得意とする設計担当の方の推しが多いとのこと。
逆にダンパーはビジュアル的にはユーザーへの訴求効果が抜群なので採用するビルダーも多く、営業マンのウケも良いらしい。
確かに営業マンの立場は売ることが使命なのですから、制震テープのような地味に構造壁内に隠れてしまうようなものは営業のネタにはならないと思っているのだろう。
というかそういう会社が多いという話も技術者からお聞きする事が出来ました。
ん~、誰の為に家を建てているのか???と思いました。

家を建てるということは一生に一度か二度と言われます。
そして一番高い買い物なのです。
24時間、365日、50年も100年も使い続けるものなので将来に遭うであろう大きな地震の時でも安心して暮らせる住まいを手に入れないといけないし、我々提案する立場としてもシッカリとその辺りを理解してもらえるよう自分たちもさらに知識を増やしていかないといけないと痛感しています。

耐震だけでなく制震も、もちろん断熱や気密も同じだけ大切です。
これからも、いつまでも、どんな時でも安心して暮らせる住まいづくりをご提案します!

ほな、また、、、

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祝・上棟 in 橿原市

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は橿原市・M様邸、上棟の日。

その前に、築5年を過ぎたN様が事務所に立ち寄って下さいました。
春休みの旅行のお土産とのこと、夢の国に行って来たんだって(^^)
N様はいつもご家族で旅行に出かけられると何かお土産を届けて下さいます。
いつまで経っても覚えて下さっているということが嬉しいです。
さっそくおやつにヤッつけました(`。´ゞ
N様、いつもありがとうございます、マタオネガイシマス、爆
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さて、、、
上棟のお話し、、、
ダイジェスト最後までどうぞ!
昨日までに1階部分は建ち上がっていたので今日は2階部分からのスタート
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職人たちの互いの息の合わせ方が良く、アッという間に桁まで組み上がって行きます。
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Kino-izmの住まいは二重垂木、で、最初の垂木は105mmのタルキックという専用のビスで棟木・母屋に固定して行きます。
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そして断熱材の下地となる板を張ります。
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次は断熱材、Kino-izmで採用している断熱材はアキレス社・キューワンボード・厚み61mm
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屋根全体に張りますと継ぎ目をキッチリと気密防水テープで留めて行きます。
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次は通気層となる垂木を留めて行く作業、使う垂木の高さは90mm
よく通気層といって18mmや30mmの縁材を使っているところを見受けますが通気容量不足となり、あまり通気層の効果を得ることが出来ません。

棟のいちばん高いところは敢えて隙間を開けることで軒先から昇って来た通気流が行ったり来たり出来るように(滞留しない)一定の隙間を設けています。
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ケラバ側のハシゴ組みしたところも自在に通気が出来るよう穴を開けておきます。
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垂木を固定するビスは垂木専用の210mm、このビスを一定間隔で電動ドリルを使って留めて行きます。
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最後に野地板(コンパネ12mm)を張り詰めて上棟に関する大工作業は完了です!
コンパネの最上部も棟換気からの通気に必要な隙間を設けています。
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最後に屋根屋さん登場!
ゴムアスファルトルーフィングを敷きつめて今日の作業は完了です。
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職人たちが作業片付けを行っている間に、施主様には御弊飾りをつくるお手伝いをして頂きます。
表はご主人様、若干2歳の現場監督もしっかりとパパの姿を脳裏に焼けつけたことと思います。
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次は奥さま、
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最後に記念撮影、少し時間を持て余したのか、、、監督がジーッとしてくれませんでした、汗
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M様、本日は上棟おめでとうございます!
これから本格的に家づくりが進んでまいります。
決定しなくてはいけないことがたくさん有り、思い悩む事も有るかと存じますが、私たちと二人三脚で素敵な住まいを建てて行きましょう♪
また、過去のブログも会社案内もご覧頂いているようで、間もなく創業20年をむかえるKino-izm、
「創業20年と私たちの上棟がちょうど同じ時期で、、、何か贈ろうと思いまして、、、」と、なななんとお祝のお品を頂きました。
しかも一度呑んでみたかった獺祭3本!
M様、粋な心遣いを頂き、現場監督の佑輔、家内と共に大変喜んでおります。
本当にありがとうございました。
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ほな、また、、、

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上棟準備完了

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆

橿原市・M様邸
明日はいよいよ上棟の日となりました。
今日は先行足場を架設しました。
今回は変則な工程で上棟準備を行いましたがこれで全て完了!
M様、いよいよ・・・ですねー!
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さて、外部改修工事を行っていましたA様邸、足場を解体し全て工事は完了しました。
もともと外壁は劣化が進んでいなかったですがクリア塗装を施し、スッキリ綺麗になりました。
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ほな、また、、、
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上棟準備その3

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今夜は現場別にブログを編集しましたっ!

最初は、上棟準備中の橿原市・M様邸
昨日の1階部分の組み上げの後、今日は2階の構造材を2階床面に載せ、上棟日に備えました。L1260983_600.jpg

途中、島津棟梁とM様のご希望でルンバの待機場所をつくるための相談、、、
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今回は気密測定(C値測定)で新記録を目指そう♪と職人たちと一丸となり、いつも以上に隙間となりうる部分に眼を向けより一層ていねいな仕事を心がけようと話ししました。
写真は間柱欠き部分の一番隙間のできやすいところにシーリングを打ち込んでいるところ。
なかなか企業秘密でこうして写真を公開する工務店は少ないですが、「Kino-izmは何故毎回コンスタントにC値0.3をクリアできるのか?」という確信に触れる部分だと自負しています。
こういうところは積極的に真似して欲しいと思う(えらい上から目線、、、汗)
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夕方にはここまで作業が進みました。
明日は足場を組みあげます。
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ほな、また、、、

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