断熱等級を知ろう

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
10月最終日、今年も残すところあと2ヶ月です。やり残したと思わないように気を引き締めてコツコツと歩みたいと思います。
さて、2022年4~9月第二四半期の関西電力の決算が出ましたが1118億円の赤字とのこと、このままだと2023年3月の連結業績予想も2000億円の赤字らしいです。
既に昨年よりも30%程値上がりしているにもかかわらず、この冬、まだまだ値上げするという情報もあります。どこまで家計を圧迫するつもりなのでしょうか?

10月から断熱等級が従来の4等級から5、6、そして7等級が制定されました。
従来の等級4といえば6地域でUa値0.87とどれだけ考えても快適にはならない低レベルの断熱性能です。
断熱等級5(6地域・Ua値0.60)でもハウスメーカーであれば普通にZEH基準として確保できるでしょう。
しかしもう一つ上の断熱等級6というと6地域でUa値0.46となり、これをクリアすることが困難なハウスメーカー・ビルダーが大半です。
これだけ電気料金が値上げされると最低でも断熱等級6を確保しておくべきところですが、なかなか性能を高くしようとするビルダーが少ないことに心が痛みます。
住宅業界の将来はどこを向いているのでしょうか?
少しでも良い家をご提案したい、快適に暮らしてもらいたい、光熱費の心配が無いように...とは思わないのでしょうか?!
2030年には断熱等級5が義務化される予定です。
今から家づくりを始められる方はせめて断熱等級6・Ua値0.46(6地域)を最低ラインとして施工可能なビルダーを探されることとお勧めします。
因みにKino-izmの住まいは平均Ua値0.28~0.30程度、断熱等級で言えば等級6.8位でしょうか、笑!

上牧町・ゼロエネ住宅・Si様邸、こちらの住まいはUa値0.22、断熱等級は最高等級の7です。
既に断熱材を充填し始めて7日目、ひたすら断熱材の充填、上を向いても下を向いても断熱材充填、大工工事が進んでいるように思えなくて心が折れそうだと担当大工が言ってました。
でもね、それくらいしないといい家は造れません、良い家を造ろうとする強い思いを持ってくれているからこそ、作業が進められるのでしょう。大工に感謝、感謝、感謝。
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透湿気密シートを貼り始めたところ。タッカーで仮留めし、あとから気密テープで隙間や継ぎ目をシッカリと留めて行く作業です。
11/12(土)~13(日)の2日間、構造見学会を開催致します。
こういう手間の掛かる作業の仕上がり具合、隠れてしまうところは是非見て欲しいなって思います。
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藤原京跡のK様邸では内装工事が始まりました。
最初はパテ、ひたすらパテ、パテ、パテです。
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ほな、また、、、

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橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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