諦めないこと!

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は水曜日・・・ですが、やることが沢山あって事務所はcloseでしたが西へ東へ、、、
同業の先輩で断熱・気密性能を高めようと頑張っておられる方からTEL相談がありました。
久しぶりに声をお聞きしたので話は断熱や気密だけではなくて子供のこと、老後のことにもおよびました。
「断熱性能や気密性能のことをお客様に話するのだけれど、なかなか聞いてもらえず受注につながらない。結局従来の次世代省エネ基準程度の家の受注しかできず、もうこんなこといつまでやっても結果が出なくて止めてしまおうか...と思ってる」とのことをお聞きしました。
「木野君はどんなふうにして断熱気密性能の高い家をお客さんに説明して理解してもらっているの?」という問いもありました。
良いものを伝えるのも難しいですね!
確か、、、2000年後半だったと思うのですが(かれこれ断熱気密に興味を示してから22年経過します)結露で壁体内の断熱材が機能しておらず土台や柱もベトベト湿っている状態を見たときに、これは何とかして改善しないとこのままでは同じ性能の家を建ててしまうことになると思ったのです。
暮らしておられるオーナー様の笑顔を見るとさらに胸が痛みました。
そこから色々独学で調べたり勉強のできるセミナーなどがあれば積極的に参加して断熱気密性能を高めて行くことになったのですが、良い性能の住まいをご提供しようとお客様に説明するのですが実績のない私の話など中々聞いてもらえませんでした。
ですが諦めず問い合わせがある度に断熱気密を熱くお話しして外断熱の家第一号を受注することが出来ました。
それが確か2003年頃だと思います。諦めなくて良かったと心から思いました。
こんな話をしていると「木野君は良い意味で諦めが悪いな!」と言われたのです。
確かにそうですね。
諦めが悪いというか、、、諦めないことの大切さが理屈ではなくて身体で解っていたのでしょう。
また他人が何を言おうと気にしない、良くも悪くも鈍感だったことも良い方に影響したのかも知れません。
このような性格が少しづつ実績を積み上げてくることが出来たのではと、今になって思います。
難しいことを理詰めで考えるのではなくて、良い家をつくろうという単純な一途な気持ちが良かったのかな!

さて、現場は、、、
藤原京跡のK様邸、小屋裏の外気につながる部分もこのようにして簡易ウレタンを使用して隙間を詰めています。
隠れてしまうところですから今のうちにガッチリと必要なことをしておかないと後で出来ませんから。
IMG_2827_600.jpg

外壁には断熱材を貼りました。
表面はアルミシートを蒸着している断熱材なのでこれで雨が降っても安心、この断熱材も隠れてしまう部分ですがシッカリと作業を行っています。
IMG_2830-1_800.jpg

ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
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橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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