新住協研修

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは、
今日は13時半~3時間、加盟しております新住協関西支部の研修会。大阪梅田へ出向いて同じ志を持った経営者の方達とお会いしたかったのですが、業務が密集してるために断念し、Zoomで参加しました。
滋賀県を本拠地とされる夏見工務店・夏見社長の実物件の経験談などをお聞きし、随分と悩み、試行錯誤されながら性能の高い住まいを建てておられるところに感銘を受けました。
レベル規模は違いますが私もよく似たことをしていたかなと思いながら、もっと上を目指さないといけないと感じました。
鎌田先生の話ではやはりどの断熱材をどのように使うかというところまで講義がおよびました。
しかし断熱材の中でも現場発泡ウレタンの危険性を改めて説明されていました。
気密が取りやすく、簡単に吹付が出来るので業界では吹付断熱材が主流です。
気密について大して知識が無くても気密性能が高いと自慢される工務店も多いです、しかしその断熱材もたった5年程で収縮し、柱と密接していたところに隙間が生じます。
木材もいくら乾燥材を使っていてもまだまだ収縮しますから断熱材と木材がお互いに収縮すると限界を超えれば断裂して大きな隙間が空きます。
そうすると忽ち漏気・ヒートブリッジができてしまって結露が生じます。
たった5年で壁を捲って調べるわけには行きませんからそういう断熱材は使うべきではないということなのです。
また将来のリフォームを考えても再利用できるものでは無く全てが産業廃棄物となります。
やはり繊維系の断熱材を使うべきだと思うのです。
うんうん、なるほどナ!と頷くばかりでした。

さて現場は、、、
奈良市・Kt様邸では断熱材の重点が終わり、気密シートを張り終えました。
この写真は仮留め、この後気密テープでシッカリと隙間を無くして行きます。
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小屋裏はほとんど気密テープ迄張り終えました。
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奈良市・ゼロエネ住宅・So様邸では、階段の発注、Kino-izmでは既製品は使っていません。
すべて特注オーダーのもの、木材加工の工場からスタッフに現場に来ていただき、棟梁と私と三者で打合せをしてオーダーしました。
IMG_2571-1_800.jpg

葛城市・Sz様邸では完了検査を受けました。
週末に完成内覧会としてお借りし、その後引き渡しとなります。
施主様の引渡し前の立会で「大満足」と仰ってくださいました。うれしいな~!
IMG_5718_600.jpg

ほな、また、、、
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橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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