基礎断熱の雨水撤去

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日もハードな一日でした。
奈良市・Ki様邸、来週からいよいよ上棟に向けてカウントダウンです。
で、現場の状況は基礎内に雨水が溜まっており、この水を抜いて乾かさなければいけません。
ということでポンプを持ちこんで水を抜く作業、一見ポンプが全て行うように思われがちですが、ポンプが正常に機能するために四方八方から雨水をポンプ側に集めてこなくてはならず、これが中腰でトンボを押しながらの作業になるので結構堪えます、汗
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作業約3時間で5センチの深さのあった雨水がほぼ無くなり、所々乾燥し始めてきました。
あとは、お天気さんに任せておこう・・・木曜日位から大工が入ってもう少し精度の高い水抜きを行います。
もう降らんっとって欲しいです。
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他社現場を仕事柄意識してみることも多いですが、施工は下請け任せでこういう状況下で放置し、イケイケで工事を進めて行くことが多いのが現実です。
中堅~大手になればなるほどその傾向が強く、家が完成しそこに住む人のことなど考えているのかと思うこともしばしばです。
このような業界でコストダウンを限界まで追求し品質を下げる業者が増えていることには胸が苦しくなります。
契約したら打合せの回数は決められていて仕方なしにそのレールに乗っかって進んでいく。
その方が現場は楽かもしれませんがこれって誰のための家づくりなのでしょうか???
規格住宅のようにパターンが決まっていて誰が作業しても、経験値の低いものが作業してもさほど仕上がりに変わりはないような住まいはどうなのかなと思う。それでも注文住宅といえるのでしょうか???
打合せ回数を制限するのではなくて、その人のためにも時間が許される限り顔を合わせて、いつも互いに見合いながらの関係を築きつつ家づくりを進める方が良いと考えます。楽しいと思いませんか!?
私もこの業界に身を置いて37年目に入りましたが、この気持ちは過去も今も将来も変わりません。
これが家づくりの常識だと思うのです。
さぁ、今日はこの辺で閉店です。

ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
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橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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