不思議なキャンペーンだ!

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は雨が多くて湿度も高かったです、新型コロナウイルス対策のため事務所の窓も開けているのですがコピー用紙がシナシナになります。
こんな時こそ、高気密住宅の本領発揮なのです。
シッカリと気密性能を担保しているので換気計画もバッチリ、少し気温が低くなると窓を開ける人もいますがまだまだ辛抱、いや高気密住宅なら辛抱しなくても室内の空気環境も良いはずです。

さて、少々呆れた話を少し・・・
有名な実業家がこれから家を建てる人に1件あたり10万円を配るという話、予算は10億だったそうですが予想をはるかに上回る申し込みがあったそうです。
全国で募集しましたからね。9.6万人くらいの応募があり奈良県でも1195名(だったかな?間違っていたらスミマセン)の申し込みがあったとのことです。
しかし対応できるビルダーが奈良県には3社しか無い、しかもそのうちの1社はこの仕組を提案(開発)した本人が創業した工務店(というか建売住宅会社)なのです。
12月25日までに限られた工務店と請負契約を結びアプリ内で提示すれば10万円は貰えるそうです。
このような状況なので「今すぐ対応工務店に登録すれば申し込まれた方をたくさん紹介できますよ!」と運営会社から2日に1回TELが入ります。
要するにお客様を紹介してあげましょうということなのです。ただし、その為には顧客と業者をつなぐ特定のアプリを導入し、毎月2.8万円~8万円の利用料を支払うこととなるらしい。
集客に関しては暇な工務店は喜んで加入するでしょう、目の前に12月までに請負契約を結ばなくてはならない人があふれるほどいるのですから。。。
でも10万円欲しさに申し込んだ人にその工務店の良さが伝わるでしょうか?また伝えたところで、、、?だと思うのです。
目的が何かしら置き換えられて家づくりが間違った方向に進みそうな気がしてならないのです。
じっくりと工務店の話を聞き、自分に合った家づくりが出来る工務店を探すことが一番良いのですが、この状態では選択肢は3社しかありません。しかも焦らされて、、、失敗が目に見えています。

実はこんなブログを書こうとは思っていませんでしたが、今日もTELが掛かってきたのでいい加減にうんざりしていたし「全く興味はない」と言ったところ、人が変わったかのようにふてぶてしい声に変りTELを切られたのです。
引受先の工務店のも少ない中でこのような派手なキャンペーンを打ち出して、結局引き受けビルダーを必死で探しているようなのです。
真面目に頑張っているところはこんなくだらないアプリが無くても途切れることなく仕事があると思うのです。
こんなアプリに頼らなければならないとは、かなり暇なところしか目を向けないように思うのですが、、、システムを否定するのではないですがこのような勧誘のあり方に問題があると感じました。
もうTELもかかって来ないかな・・・これで掛かってきたら怒ってしまうかも!

写真は昨年秋に竣工のゼロエネ住宅・Tn様邸のダイニングキッチン、しばらくお会いしていないので近いうちに行ってこようかな。
IMG_5173-1_600.jpg

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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