自家製野菜 御礼

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは、
今日も蒸し暑い一日でした。
2年経過したオーナー様の御宅訪問、隙間風が入ってくるとのこと、サッシのめし合わせが悪く、サッシ屋さんに調整をお願いしました。
こちらで採用したのはLIXIL・エルスターですが、どうもこのサッシ、私の経験上もうひとつ気密性能が良くなさそうです。
躯体の気密性能が高いので、リビングやトイレに設置した換気扇を回すとサッシがピューピュー口笛を吹いているように漏気が明確に判ります。
気密性能の低い一般的な住まいであればめし合わせが悪くてもこのような現象は起きないかも知れませんね。
高気密住宅のあるあるなのかも知れません。

さて、ご主人さまが、「冬場は断熱と気密性能が高いので大変暖かくて快適だけれども夏場は熱がこもって暑い時がある、今日もこんな風に部屋の中の湿度が77%、室温は26度だけど蒸し暑い」と、温度計を見せながら仰って下さいました。
湿度77%はあり得ない高さなのでどのような生活をしておられるのか?家の中を拝見すると廊下や階段の窓が開いていました。喫煙されるのでリビングにも換気扇を設置しましたが窓を閉めていると換気扇が機能しにくいのでいつも窓を開けておられるとのこと、こうすると換気扇が部屋の空気を一気に排気してくれるから、、、とお話ししてくださいました。
これでは梅雨時の湿度の高い外気を取り込んでしまっているのです。いくらエアコンで除湿を行っても湿度が下がるはずはありません。
新聞や紙類が湿気でシナシナに柔らかくなるでしょ?!、これでは衣類や布団なども湿気を吸ってしまってカビが生えてしまいますと説明させていただきました。気密性能が高いので設置した24時間計画換気でじゅうぶんに換気が出来ているはずです、エアコンを連続運転すればすぐに湿度も50%台まで下がってきて室温が27度や28度でも快適になります...と説明しました。
「あーなるほど、そういうことか!」と納得された様子でした。
生活の仕方に関する私の説明が行き届いていなかったようで本当にすみませんでした。
こういうところが独り歩きして「高気密・高断熱の家は夏場暑い」と言われてしまいます。
見よう見まねで建築した工務店が施主様にこのように言われて取り組みを止めたという話も聞いたことがあります。無知ってほんとうに残念ですね。
知識がないとこういうことになるという典型的な例でした。こちらのご主人様が悪いのではありませんよ!一般の人はご存じない人のほうが多いです、私がキチンと説明しなかったためです。
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さて、点検をしていると「社長さーん、野菜が採れたから取りにおいで~(^^♪」とKino-izmのオーナーであるマダムからTELがありました。
夕方伺いますと申し上げて、お伺いしましたところ、紫玉ねぎ・玉ねぎ・ズッキーニ・トマト・サンドマメ・きゅうり・ピーマン・スイカといういろいろな野菜をいただきました。
早速、夜の食卓に並んでいました。
Wa様、いつもありがとうございます。本当にどこのお店で購入するものよりもはるかに美味しいです。
マタオネガイシマス 
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ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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