断熱工事の様子

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今朝は地元で某地の立会い、日差しが強くて暑かったデス、汗
で、午後は仕入れ先商社担当と打合せ等を済ませて橿原市・Nk様邸へ、、、
上棟時の様子もブログで公開できていなかったのですが、それは実は上棟が雨天で延期になったことで他の予定と被ってしまったのでカメラを棟梁に預け、主要部分を撮ってもらってたのです。
で、今日はその様子をアップしますね!施主様にもご自身の工事中の住まいをご覧いただけますから。
先ずKino-izmの住まいの屋根は二重張りなのです。断熱材を屋根上に敷くからというのが理由。
で、最初は下地(捨て野地と言ってます)を張ります。
張り終わったら次は気密テープ処理、段ボール箱が見えるでしょ、これが気密テープなんです!
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板の継ぎ目に隙間なくテープを張ります。普通はこんなことやらないですから、、、でもこれが気密性能を高めるところなんです。
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気密テープを張った後は、工場で生産された板状の断熱材を並べて行きます。断熱材の厚みは61mmのキューワンボードを採用しています。
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屋根全体に並べたら下地のコンパネと同じように気密テープで継ぎ目を留めて行きます。
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その次は本垂木、断熱材の下地にある垂木まで固定するビスが届かないと屋根が吹き飛んでしまいます。だから、この時に垂木を固定するビスは180mm、事前に加工場で均等に下穴を空けておくので屋根の上では田植えの要領でビスを差し込み、インパクトドライバーで締めて固定します。
棟の一番高いところは垂木が突合せられていないでしょ!、これは通気のためにわざと隙間を空けています。決して材料の寸法が足らなかったわけではありませんから、笑!
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そしてようやく本野地(屋根の下地となる板)を張り、釘で留めて大屋根の作業が完了です。
この時も一番高いところの突合せ部分には隙間が有るでしょ!屋根の通気層を確保するためです。
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この後、ルーフィングを敷いてしまえば雨が降っても安心です。
外部と繋がっているボルトの頭はウレタン簡易ボンベを用いてボルト頭を隠します。これは熱橋(ヒートブリッジ)を無くすための作業。
構造用合板を張ってしまうと隠れてしまい見えなくなります。でもここが熱橋を遮るには大変重要なところ、これを忘れると内部へ外気の熱がボルトを介して伝わり結露を起こすことになります。
ボルト頭ってこれだけあるんですよ!
L1460323-1_600.jpg

今日はここまで、機会が有ればまた続きを掲載させて頂きます。お楽しみに~~~

明日は、1組のご家族に上牧町・ゼロエネ住宅・Yo様邸をご案内致します。
そして午後は、Md様邸で打合せ。

ほな、また、、、

橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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