悪戦苦闘

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
昨日は(も)遅くまでデスクワークのためブログの更新が出来ませんでした。
脱ウレタンのために、新しいことをたくさんやらなくてはなりません。
それは管理する私はもちろんのこと、現場で汗を流してくれる職人さん達にも様々な苦労をかけています。
苦労を掛けることは非常に申し訳が無いのですがこの状況で乗り越えないと先がありません。
ということで、今日も現場であーだこーだと説明をして「なぜ指示通りにしないとダメなのか」と言うところから。
今までも高気密高断熱の住まいにたくさん携わってもらっているので概ね理解はしているようですが、断熱仕様が変わったことでもう少し理解できないところもある様子。
理解できれば簡単なことなんですけどね!
でもこうして手間暇の掛かることをブツブツ言いながらも頭天から湯気を出しながら仕事をしてくれることが嬉しいです。

L1450493-1_600.jpg

軒桁と垂木が取り付くところは一番隙間ができやすいです。
だからこの部分だけは一液性のウレタンを最小限に隙間なく吹き付けています。
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そうこうしているうちに、現場ではハウスプラスによる構造体検査と確認検査機関による中間検査が完了、何も指摘事項は有りませんでした。
L1450490-1_600.jpg

先日も汎用品のことを書きましたが、建築業界でもあまりにもローコストや規格住宅などの簡素化された住宅が増え過ぎているために、このように知識や技術向上を思う職人が少なくなっております。
大工だけではなくて現場に携わる他の職種の職人も同じことが言えそうです。
今の若い職人たちは皆ちょっと仕事が出来るようになると一人前気取り!そして楽をしようとします。
これでは中々良い職人が育っていきません。
こういう職人たちが増えていくようであれば社内で正社員として雇用し、Kino-izmの考えを踏襲出来るような職人に育てていかなくてはならないのかも...とさえ思うようになってきました。
近いうちに「社員大工」というような肩書の大工が弊社に居るかも知れません。

まだまだ悪戦苦闘しそうです!

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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