これでも省エネ住宅?

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☁☂
今日はすごーい土砂降り雨+雷、ちょうど車を運転していても前が全く見えませんでした、汗
いつもは工務店業務が大半ですが今日は中古住宅のご案内を・・・
築9年、見た目はまだまだ綺麗でこのまま住めるかも、、、というようなレベル。
でも2階へ上がると所々クロスの継ぎ目に剝がれが目立ち、ロフトの壁面は全体的に継ぎ目がハッキリと判る上にシミのようなものも。
プランは皆さんが憧れるリビング階段です。
ということは冬場の暖房熱がすべて2階の各部屋に上昇し、特にロフトには暖められた空気が集まっているようです。
天井裏や壁面の隙間が外気との出入りを促し、ここで結露が起こっていると思われます。
この物件のことではありませんが、次世代省エネ基準と謳ってみたり、省エネ住宅と表記してみたり、、、これらの活字を見るだけで消費者は何となく省エネ住宅だと信じ込んでしまうんでしょうね!
だからこうしてクロスが剥がれたりシミがでても10年も経てばこんなもんと思い誰も家の建て方・性能に疑問を持つ人は居ないと思います。
悲しいですが、これがmade in JAPANのstandardなのです。。。
日本に住宅はこの程度なら当たり前、そんな風潮がいつまでたっても消えていかないのです。
もっともっとユーザーが自分自身の家族と家を守るために、勉強して欲しいと思います。
IMG_9410-1_600.jpg

床下も90ミリの大引きの半分以上が見えるのでおそらく断熱材の厚みは30ミリ?「とりあえず断熱材入れとこ!」レベル(^^)
IMG_9413-1_600.jpg

ほな、また、、、

橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘
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