気密は大切です!

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆

今日は気密について、、、
例えば、いくらぶ厚い高級なダウンジャケットを羽織っていてもファスナーをしなければ思ったほど温まりません。
また、氷を入れた冷蔵庫も扉を閉めなければ消費電力が高くなるだけで氷は溶けてしまいます。
これらはどちらも隙間があるからなのであって、住宅にとって気密とは隙間が無いこと(無くすこと)を言います。
隙間が無いのは息苦しいといわれる方も居られますがこれは大きな間違いです。

では隙間が無ければどのようなメリットがあるのでしょうか?
隙間風が入ってこないし、冬場の温めた空気や夏場の冷やした空気を外部に逃すことがありません。
そのため、壁の中での温度差のある空気がぶつかり合うことがないため結露も発生しません。
壁内の結露は数年かけて断熱材や家の骨組(躯体)を蝕んでいきます。
その結果、ダニの温床となり、ダニの糞が飛散し、人が吸ってしまうと個人差があるといえどもアレルギー性の疾患にかかることがあります。
さらに躯体を蝕むことで家の寿命も縮めてしまうのです。
家づくりにおいて大変重要ですが、この気密性能を高めるにはどれほどの高い知識と技術がいるか?っていうことも知って欲しいです。
床合板と土台&大引きとの隙間、
窓と壁の隙間、
壁と屋根との隙間、
棟(屋根の一番高い部分)の隙間、
給排水管と床や壁面貫通箇所の隙間、
電気配線など、
これらの隙間を無くすには気密に対する知識はもちろんのこと、その知識を技術に反映させるための能力、さらに技術は経験がないと培うことが出来ません。
長期間その性能を維持するためにはこれらの高い知識・技術が必要なのです。
たとえ、その知識・技術を使ったとしても実際に本当に気密性能が高くなっているのかどうかは、気密測定を行わないと判りません。
だから、Kino-izmではすべての住まいで、気密測定を実施し、実測値を公開しております。
完成してしまうと見えないところ、さらに気密性能を上げる技術なんて完成後に見ていただくことはできませんが、快適な住まいを手に入れるにはこのように気密性能も高くなくてはいけません。
家づくりの際は、気密性能についてもよく考えましょうね。
間違っても中気密程度が良いなんていう声に惑わされないようにして下さい!

さて、、、
昨日地盤調査が出来なかった奈良市・Nc様邸、
最小限の砕石を入れ、足元を固めました。
これで明日の地鎮祭も余計なところに神経を使うことなく執り行えるでしょう。
L1170284-1_600.jpg

また、先月ご契約いただきましたN様の耐震投球判定と躯体構造のプレカット図が出来上がってきました。
これからしっかりと細かなところまでチェックして確認申請に備えます。
L1170287-1_600.jpg

ほな、また、、、
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