住宅メーカーの型式認定

| コメント(0)

全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は早朝から上牧町・Si様邸のウッドデッキ工事に、、、大工に施工図を渡して詳細を決め、その後、斑鳩町へ移動してN様邸の近隣挨拶にお伺いしました。
幸い、すべてのお宅で挨拶ができたので良かったです。
6月初旬から着工です。

午後は新規問い合わせの対応、築浅のハウスメーカーの中古住宅を購入したが増改築の相談に乗って欲しいとのことでした。
家族構成を考えるとあと一部屋欲しい様子で、不動産会社からは増築すれば良いとアドバイスをもらって、ちょうど予算も収まりそうなので契約された様子でした。
10平方メートルを超える増築の場合は確認申請が必要です。
しかし、このお宅、ハウスメーカーの住宅で軽量鉄骨の型式認定を受けたものです。
住宅メーカーの型式認定...建築確認時に認定書つけても5年で有効期限が切れます。その後の増改築時には新たな型式認定書を取得する必要あり、、、現実的にそれは困難かと思います。劣化による壁紙の張替えや設備の入れ替えは可能ですが。。。
とすると、10平方メートルを超える増改築は住宅メーカーにおいては合法的にはに不可ということなのかと思います。無理に行うと違法建築になる事もある。
折角手に入れたマイホーム、これでは欧米のように手を加えて70年~100年と住み続ける事は不可能、20~30年でスクラップアンドビルドしかないのか?、いや、ハウスメーカーは元々そういう作戦かもしれないですね!
兎に角、このお客様、何も知らない不動産会社の営業マンのトークに乗せられてしまってお気の毒です。
残念ですが、Kino-izmでは違法建築となるような仕事はお引き受けできません。
丁重にお断りさせていただきました。
ん~、どうなるやろ、、、あの人、、、?
型式認定、安易な考えは禁物です。

写真は、五條市・F様邸の大空間リビング
南側から降り注ぐ日差しは冬場はシッカリと奥まで届いており、夏場は庇で日射遮蔽できています。
階2階ホールに設置したエアコン1台で家じゅう冷房、快適な夏の暮らしを実践されています。
_SGM8567_600.jpg


ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
ホームページ
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家kinoizm

コメントする

〈 前の記事トップページ次の記事 〉

カテゴリ

バックナンバー

奈良の外断熱注文住宅 有限会社キノハウジング このページ先頭へ