構造って?

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
桜が満開ですでに散り始めているところもありますね。
桜がきれいに見れるのは1年365日のうち、たった5~7日間くらいでしょうか。
きれいに見てもらうために1年間四季を通じて雨風に耐えながら準備をしているのです。
そんな風に思うと愛おしく感じませんか?
ん?私だけ・・・ですか???
写真は昨日、天理市の歴史芸術文化村の横にある池のほとりに立つ1本桜。
本当にきれいで枝ふりの大きな桜は圧巻です。よく見ると幹は1本ではなくて数本が絡み合っていました。
sakura230330_600.jpg

さて今日は午前、午後と来社してくださる方があり一日中事務所に居りました。
構造についての問い合わせもあり、「耐震等級は3ですか、だとすると構造計算されていますか?」というもの。
耐震等級3を取得するには構造計算を行えば大半は取得できます。
でもね、気を付けていただきたいのは「弊社の建物は耐震等級3です」と言われても、楽々耐震等級3なのか、何とか耐震等級3なのか・・・どちらも認定されると同じですが、家のバランスを考慮せずに設計された建物は相当に無理があります。
だからとんでもないほど大きな梁が多用されていたり、ホールダウン金物がたくさんあったり、、、
一番良いのは耐力壁も四方にバランスよく分散された総二階なのでしょうけど、暮らされる方の家族構成や住まい方によっては、なかなかそんなにうまく行かないですから、できる限り偏らないように心がけて設計しています。
兎に角、プランを設計するものが如何に構造のことを考慮しているかに尽きると思います。
プランニング時に何も考慮せず、何でもかんでも構造屋さんに丸投げしているような工務店(ビルダー)はどうかな...って思います。
まず、工務店を訪ねた時「どのようにして構造設計をしているか」を尋ねてみるのも一つの方法かも知れませんね!

いつも申し上げるのですが、施主となる「住まい手本人」が本気で一生懸命、住宅建築について勉強する必要があると思います。一生の中でも一番大きな買い物である住宅ですから、それなりに考え悩んでも良いと思うのです。「大手や専門家に任せておけば安心だし、いちいち専門的なことを勉強しなくても、確かなものを手に入れることが出来る」というのは大きな間違いです。
自分自身で、勉強し、考えてください。
それでこそ住宅に対する思い入れも強くなり手に入れたときの喜びも大きいものになると思います。
如何でしょうか?こんな私と家づくりを楽しみませんか!

写真は生駒市・Ka様邸、基礎の様子、昨日は深基礎部分の型枠解体と地中の地盤改良を行いました。改良に対する深度も300ミリづつ青いスプレーで印して何層にも進めています。
IMG_2470_600.jpg

ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
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