本日のブログ・その①「祝・引渡し♪」

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは、寒!
今夜は2通に分けてブログを更新します。
で、①通目は・・・・・
橿原市・藤原京跡のK様邸、朝から引渡しを終えました。
振り返りますと、一昨年の10月、はじめてお問合せをいただき、ご来店下さいました。
Kino-izmの家づくりについて耐震性能、断熱、気密についても一通りお話しして、家づくりのご依頼を頂きました。
建築計画地はご主人様のご実家の離れ家屋の建替え、調整区域で一般的には建築できない地域、さらに大藤原京という飛鳥時代の遺跡がたくさん遺っている地域に位置するため、調査時間が掛かりました。
先ず、離れとして建築されていた家屋が幸いにも合法的に建築確認申請を行った居られたことです。
このようなケースでは時々申請も行わずに都合よく建築されていることがあります。そのような状態のときは新たな申請は受理されません。
遡って建築概要書から建築物の規模を確認し、建替え範囲を確認できました。
次に敷地の測量です。旧村の場合敷地境界線が明確になっていないことも多々あり、一部測量分筆を行った形跡が有りましたがそれだけではデータ的に不足だったので測量を行いました。
測量したのが昨年1月末でした。
敷地形状が明確となり、そこからプランニングを重ね、見積もりを作成し、請負契約を結んだのが昨年9月初旬の事でした。
契約後、申請図面作成・地盤調査を行い、確認申請・開発許可申請事前協議を行ったところ、文化庁と協議して欲しいとの指示がありました。
文化庁が発掘調査が必要とのことで、その調査日程を待てども中々回答が出ず、再三催促をしたところようやく今年4月に調査開始、そして調査結果を現地で説明を受けて地盤改良の設計を行いました。
柱状改良で有れば5m程度の杭を施せば十分な補強が出来るとの地盤改良会社の判断でしたが、ここは遺跡が出てきそうなところ。
現状よりも1m以上地中を損壊しないようにとの強い指示が文化庁から出されたため、表層を改良する特許工法で行いました。これには通常よりも費用のご負担をお掛けしました。
着工が7月初旬、そこからは順調に工事が進み11月末に竣工しました。
初めてお会いしてから2年以上が経過しましたが、途中文化庁との協議に半年以上も制限され、非常に待ち遠しく、気長にお待ち頂いたことには大変有難い事でした。
本日、引渡の席でも「良い家をつくって下さって有難うございました」と仰る笑顔をみて、K様の家づくりに携わることが出来て良かったと思いました。
さらに、K様のお父様は、私が中学校の時の恩師だったこと、45年ぶり(くらい?)に再会して70歳を過ぎておられましたが若いころの面影がお会いする度に記憶と共に蘇ってきました。
K様、家づくりをKino-izmに託していただきありがとうございました。
これからも末永くお付き合いくださいます様、宜しくお願い致します。

完成内覧会ではコロナ禍でご来場できなかった2組のご家族も居られました。
ここでプチ完成内覧会、写真をアップしておきます。

土間収納は広くて大容量、ホールへは玄関と土間収納との2アクセスが可能です。
また、手洗いを徹底できるよう、手洗器も設置しました。
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リビングは間接照明で壁面をライトアップ、そしてお決まりの床下エアコンもこの位置に納めました。
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開放感のある吹抜け
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お決まりのお掃除ロボット用コンセントを階段の一段目下に配置
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中二階(踊り場)では簡単なデスクワークが出来るようカウンターを設置、足元は掘り下げて椅子に座ったような状態で作業が出来ます。もちろんPC用のLANケーブルも配備しました。
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2階ホール側から中二階を見下ろしたところ
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浴室はクリナップ1621サイズ、1.25坪サイズと広いですよ!
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ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
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橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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