気密測定の結果は・・・

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は上牧町・ゼロエネ住宅・Si様邸で気密測定を行いました。

今回は施主様ご夫婦も立ち会っていただき、気密測定の様子をご覧頂きました。
早速測定器のファンを回し測定開始するとたちまちエラーとなり機械が止まりました、汗
機械が止まるケースは測定不能の場合が大半、気密性能に値しないスカスカの時、或いは気密性能がかなり高くて測定範囲に入らない、このどちらかのケースです。
Kino-izmの家でスカスカのケースは100%あり得ないので気密性能がかなり高いという事が裏付けられました。
再度測定器を回すと何とか測定が出来、この時点でC値0.20cm2/m2、隙間特性値(n値)が1.32と私が考える家づくりで1.30なのでほぼ達成、でも他に隙間など施工ミスの部分が無いかどうかを皆で探したところ施主様が玄関ドアの隙間から「スー」という気流の音を発見して下さいました。養生している段ボールとパッキンが密着していない様子、そして錠のシリンダーからも漏気がありました。
シリンダーの漏気はドアの性能という事でテープなどで塞ぐわけには行かないですが、早速養生していたドアの段ボールを少し切り取り、満を持して再度測定したところ・・・またエラーとなり、測定士が「測定できないので予め準備していた穴(4cm×4cm=16cm2)を空けて再度測定します」と塞いでいたテープを外して再度測定を進めました。
すると今度は測定が出来ました。
その数値は、0.15cm2/m2、凄く高い気密性能であるという事を確認できました。穴を開けて測定したので隙間特性値は確認できませんでしたが1.30より悪いことは無さそうなので安心しました。
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年間700件程度の気密測定を行う測定士が「奈良県では1番、いや関西でも・・・」と施主様の前で言ってくれたので胸を張ることが出来ました(^^)v
確かに吹付ウレタン断熱で0.3程度の気密性能を確認できる工務店は無数にありますが、裸のグラスウール充填で0.2を上回る工務店には中々出会うことが出来ませんね。
それだけ優秀ということ、施工してくれる大工がコツコツと丁寧に作業するからこのような高い性能を確保できるのです。
高い気密性能は、その住まいに暮らし始めてからその性能の高さを体感できるのです。
快適で静か、光熱費がこの冬、大きく値上がりすると言われていますので、尚更高い性能の住まいが必要になってくることと思います。
IMG_4136_800.jpg

午後は、藤原京跡のK様邸へ、、、
内装工事が完了、明後日から漆喰塗りの作業です。
足場も取れた外観、漆喰の作業が終われば設備と内装ドアを取り付け、タイルを仕上げればほぼ完成。
IMG_4135-1_1_600.jpg

ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
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橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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