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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は朝からK様邸現場の発掘調査の状況説明が文化庁・橿原市立会いの下、行われるということで立会いました。
2日間でここまで掘りましたが影響のありそうなものは特に出土しなかったということでこれ以上深く掘る必要がないとのことで打ち切りとなりました。
地盤調査では約2m位のところに硬い支持層がありますが、そこまで届くような杭は施工しないで欲しいということも説明がありました。
ということは表層改良しか方法が無いため、MS工法にて設計を進め、その設計計画を橿原市に確認していただくということになりました。
写真に盛られている砂がありますが、この砂を埋め戻しの際に掘り進んだ層表面に薄く敷いておきます。
それが将来、再度掘られたときに「どこまで掘ったのか」を表す境界線の役目をします。
色々と考えて調査しているということも解りました。
こういう経験って本当に少ないと思いますが、良い勉強になりました。
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さて、葛城市・Sz様邸
屋根のガルバリウム鋼板・立平葺きの作業が完了しました。
ガルバリウム鋼板の厚みは0.5mm、おそらく同じ厚みの鋼材を採用している工務店は殆どないと思います。
他社のように材料厚が0.35mmであれば職人が手上げするのですが、0.5mmはレッカーが無いと重くて上がらないのでレッカーをチャーターします。
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作業中も傷がつかないように養生テープを貼り、配慮しながら進めます。
このような仕事も結構な手間ですが、屋根は簡単に点検することは出来ませんので長期間、腐食から守るためにも塗膜を傷めないように気を付けて作業を行っています。
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そして大切な棟換気、棟先(一番高いところ)のルーフィングをカットして屋根面に滞留する空気を強制的に外部へ放出するためには絶対必要な部材です。また屋根下地材の腐朽に対しても効果的です。
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換気棟を納めたところ。
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継ぎ目も雨水が浸入しないようにシッカリとシーリング剤で防水します。
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養生テープを取り除いて屋根工事が完了です。
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いつも良い仕事をしてくれる職人たちには頭が下がります。

ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ

橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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