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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は和歌山県橋本市まで新しい断熱材の施工中現場の見学に行ってきました。
その断熱材とは・・・ドイツで生まれた木繊維断熱材シュタイコ
輸入元のイケダコーポレーション担当者、気密テープなどでコラボされているWURTH担当者、断熱施工会社、そして現場を公開して下さった如月建設さんには大変お世話になりました。
断熱材は壁体内に専用の機械で吹き込んで行くタイプ、この方法はセルロースファイバーと同じです。
今までセルロースファイバーもリフォームで一部使ったことがありますが新築には採用しておりません。
どうもメーカーの言っていることと現実のつじつまが合わないことが多かったです、そして今日はそのセルロースファイバーの懸念していたところが明確になりました。あれは長期的にはとても使えないと思いました。
話しは元に戻って、、、現場へ搬入されたときは袋に圧縮されて詰められています。1件の現場で100数十個使うらしいです。
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中ではブローイングを待っている状態の個所が、、、透明な細かな穴の開いたシートで覆われていました。これはブローイング(吹き込み)の際、エアーを抜いて隙間なく詰め込むために必要なもののようです。
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吹き込み作業をし出すと木繊維の粉塵が舞いますが有毒なものはなくニオイも気になりません。ウレタン系の断熱工事では息苦しくなりますからね。
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で、パンパンに詰め込まれた状態がコレです。
この状態になると静かで最初は跳ね返っていた会話の声も全く跳ね返ることが無く、外で作業している音も聞こえなくなりました。
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溢れ出た木繊維も再利用できる(元々掃除されていて現場が綺麗だったことが条件ですが)ので無駄になりません。
木繊維ということで調湿が出来る、夏場の湿気をある程度コントロールできることと思います、そして何も化学物質は含まれませんので身体にも良いでしょう。
先ずM様邸で採用の予定なので作業をすることで今は見えないメリット・デメリットが見えてくる部分もあると思います。
少しコストは掛かりますがこれから全ての住まいに採用して行くかどうかを検討しようと思います。

現場を公開して下さった如月建設・社長様も立ち会っていただき、断熱材の事だけでなく家づくりでどのようにしているか、色々とお話し出来ました。
結露に関する定常計算や気密性能を高めるための細かな作業など、これほど話が楽しくて現場を見ていてウキウキさせてくれる工務店は奈良では知りません。
殆どが見せかけで良いところだけをPRしながら裏ではコストを省いて家づくりをしていますが、如月建設さんは見えないところにもたくさん手間を掛けておられ、材料を大切にするところ、養生の仕方、掃除に至るまで同業者として真似て行きたいと強く思いました。
良い経験が出来ました。。。やっぱり出かけて勉強しなくてはいけないナー!

さて、午後はK様と打合せ、大藤原京跡内エリアなので文化庁管轄で発掘調査を行わなくてはならない地。まだまだ着工出来ませんが少しづつ確認すべきことを確認して進めて行きます。
そしてK様には今日も美味しいモノを頂きました。
いつもありがとうございます。
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さてさてさて、
明日は葛城市・Sz様邸、地鎮祭です。
テントも張られていることを確認しました。
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今日は奈良県では過去最多の1017人の新型コロナウイルス感染者が出ました、汗
人にうつさない、うつらない行動をしましょう。

ほな、また、、、

木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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