プランは難し!

| コメント(0)

全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆

先日もブログで記しましたが国土交通省が来年度の税制改正で「住宅ローン控除」について
控除率1%を0.7%に下げることを検討しているとの報道がありました。
12月中旬までに与党(自民・公明)の税制改正大綱としてまとめられ、来年3月の国会で通れば成立というのがスケジュールです。
「住宅ローン控除」は、住宅取得を検討していた人の大きな後押しでした。
コロナ前は1%を10年間、コロナ中は1%を13年間に延長し、最大通算で500万円の所得税・住民税の還付ですから大きな魅力だったですね。
現在の住宅ローン金利は、変動金利で0.5%台~0.4%台という金融機関も有るようです。
0.5%で借りて、1%戻ってくるわけですから住宅ローンを借りると逆ざやといって0.5%得することになります。
3,000万円借りて、0.5%得するということは年間で15万円の得となりますね。
銀行の定期預金に預けておいても、都市銀行では0.002%しか金利がつかず、わずか600円しか増えません。
15万円と600円は大きな違いで、現金があっても住宅ローンを借りて10年後、13年後に一括返済する人もいるのが実態です。
事実、住宅メーカーや不動産の営業トークとしても使われています。
この逆ザヤに目を付けたのが、今回の「住宅ローン控除」の改正で、与党内で調整に入っているのが控除率と期間。制度が継続されることは喜ばしいことですが、今までよりもメリットが小さくなれば、消費者の購入意欲は減退するのが目に見えています。
できれば控除率が下がっても、期間は今までと同様に10年とか13年、あるいはもう少し延ばしてもらいたいなと思いますがどのような結論が出るのでしょうか???

さて、今日は先日プランが確定したはずだったS様と打合せ、
スキップフロアに憧れ、是が非でも手に入れたとの強いご要望があり、もう一度打合せを行いました。
あまりお勧めできない配置なのでリスクについてもシッカリと理解して頂いた上に、色々とクリアしなくてはならないハードルがあるので全てを完璧に手に入れることが難しいですが、何とかなるか???なりそうか???やってみよ~ってことになりました。
プランは難し~!
構造計算でエラーが出ませんように。。。願

写真は、橿原市・Sg様邸、基礎配筋工事が完了、明日の検査に先立ち、チェックしたところ一部手直しの指示を出しました。
IMG_9937-1_600.jpg

そして次は、一昨日撮影しましたMt様邸のダイニングキッチン、玄関土間収納からパントリーキッチンへとつながる家事動線、ファミリークローゼットから洗面、脱衣、浴室と言う水廻りへの動線も大変好評でした。
_SGM9948_600.jpg

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

人気ブログランキングへ

コメントする

〈 前の記事トップページ次の記事 〉

カテゴリ

バックナンバー

奈良の外断熱注文住宅 有限会社キノハウジング このページ先頭へ