細かく見積りしよう

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
一昨日辺りから蝉の鳴き声が聞こえるようになりました。
夏やな~。暑さもこれからが本番、熱中症には気を付けましょう。
あ、本日東京では1410人がコロナ発症と発表されています。緊急事態宣言下でも人流は大して減少しておらず、緊急事態宣言の効果によって人流を抑制するのは不可能な状態にあるのでは、、、コロナ禍にも十分に注意が必要ですね。
人にうつさない行動をとりましょう。

さて、Kino-izmの見積りはどのようにして作成しているかをご紹介します。
大手ハウスメーカーは予め企画されたプランシートに間取りや面積を入力すると自動的に建物本体価格が出てくる仕組みになっていますね。
だから見積もりも本体価格〇〇〇〇万円と表示され、その他付帯工事はそれぞれの建設地が異なることでその金額も変わってきます。
設計費用や確認申請費なども見積書の欄外に明記されていることが多いです。
中堅ビルダーの場合、その都度見積もりをする手間を省くために一律、坪〇〇万円として、床面積を乗じて総額を出しています。建売住宅会社も坪〇〇万円で受注し、下請け工務店に利ザヤを抜いて丸投げというところが大半です。
でもその見積もりってどうなんでしょう?どこまで予算が含まれるのか全く分かりませんし、工事が進みかけてから追加追加の嵐が降ってくる建売屋も良く耳にします。
Kino-izmではそれぞれの工事種目の明細を精査し作成するのですが、特に木工事なんかは一番手間が掛かります。
構造材は兎も角、羽柄材と呼ばれる現場で多用する材や細かな部材などは現場によって使う材量も異なるのでその都度、数量を計算して見積もりに表記しています。
見積りシートはこんな感じです。
見積もりファイルは仮設工事から各種目別に諸経費まで19項目、28~30ページ程になります。
image_mitsumori.jpg

適当な計算だと万一見積もりに漏れが生じてしまうといけないので多い目に見積しがちです、ほとんどのビルダーがこれだと思います。
逆に細かく積算することで余分(無駄)な経費を抑えることが出来ます。
手間はかかりますが、少しでもオーナー様に負担が掛からないように、そして弊社も余分な経費が掛からないようにしなくてはなりませんので、見積りの提示まで数週間という少し長いめの日数をお待ちただいております。
下の写真は今、進めている見積りの仮図です。
仮図面を作成してそこから必要な寸法を確認し積算するというとってもアナログな方法です。
IMG_8212_600.jpg

Kino-izmのオーナー様に少しでも余分な負担が掛からないように、細かく積算しています。

如何でしょうか?
こんなところまで公開する工務店も少ないと思いますが、キノハウジングはこのような見積もり方法で積算しているとお解りいただけることと思います。

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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