同時給排って?

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
かねてから建築を学ばせていただいた師匠(三浦不動産・三浦社長)をはじめ、高性能住宅の先輩方達、最近ではお客様にも勧められていた新住協(新木造住宅技術研究協議会)への加入申し込みをし、本日入会のご案内が届きました。
「木野さんが新住協に入っていないなんて考えもしませんでした」と仰るオーナー様も居られるくらい、私の家づくりと新住協は切っても切れないのかも知れませんね。こんなことを言うと烏滸がましいでしょうか?
もっともっと家づくりの研鑽をして性能の高いより良い住まいを1軒でも多くつくって行きたいと思っています。

Kino-izmでは高気密高断熱の住まいだけを建築しています。
今日は王寺町・ゼロエネ住宅・Nb様邸でキッチンの据付を行いました。
丁度現場に確認に行くとレンジフード(換気扇)を取り付けているところ。
職人さんと色々お話しをしましたが、Kino-izmのように同時給排のフードを使っている現場はまだまだ少ないようです。
IMG_6272-1_600.jpg

doujikyuhai.jpg高気密の住まいではレンジフード(換気扇)にて換気する場合に最も注意することは給気です。
というのも換気するということは室内の空気を外に排出するということ、すなわち室内の気圧が低くなります。
このまま換気扇を回し続けても気密が高い住まいでは他のところから外気が入ってくることが少ないので十分に排気することができなくなり、換気機能が悪くなります。
その状態を解消するためにも排気した分の空気を外から取り入れてやらないといけません。
換気扇の周辺に給気口を設けることも良策ですが換気扇のなかにも同時給排型と言う機種があります。
排気と同じ量の給気をしてくれるので室内が負圧(気圧が低く)にならず排気効率が高くなります。

高気密を謳っている工務店に聞いてみましょう。
同時給排型のレンジフードを標準で使っていないところは気密に対する知識が無いといっても過言ではありません。
こういうところでもシッカリと勉強しているかどうかを確かめることが出来ると思います。

で、Nb様邸では内装工事も順調に進んでいます。
IMG_6273-1_600.jpg

明日は五條市・F様邸、いよいよ上棟の日です。
ご主人様も休暇を取り、万全の体制(^^)
F様、よろしくお願いしますね!!!

ほな、また
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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