屋根上の通気層は大切

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日も現場日記
屋根面の空気層の通気について
写真は大淀町・ゼロエネ住宅・M様邸の屋根の状況。
IMG_5242-1_600.jpg

Kino-izmの屋根仕様は小屋裏に断熱材を施工するとともに屋根面の外側にも断熱材を敷いて行くダブル断熱工法です。
特に夏場には屋根面が太陽熱で熱せられて70度、時には80度近くまで上昇することもあります。
すると、その熱が輻射熱となってジンワリと小屋裏へ侵入してきます。
そうするとどうなるでしょうか?
小屋裏(天井裏)が熱せられて部屋の中にもその熱が侵入してきます。
夏場に2階の部屋に行くと暑くて暑くてたまらないという状況、ほとんどの方が体感されていると思います。
これを出来る限り抑えるには熱せられた屋根面の熱を小屋裏に侵入させない工夫が必要です。
Kino-izmではこれらの熱を少しでも小屋裏に入れないために屋根材と断熱材との間に通気層と言う隙間を設けてその隙間に滞留する熱を外部に逃がしてやるような工夫をしています。
写真の上が屋根面の下地となっている板材、そして下の方が断熱材です。
隙間の向こうに光が見えていますね、この通気層(隙間)を通って屋根面の熱が外部へ放出されていくのです。
また、この通気層(隙間)は僅かでもあれば良いというものではありません。
時々15ミリや18㎜という通気層を形式名た使い方する工務店がありますが、その程度の通気層の隙間では不十分です。
最低でも45ミリ、出来れば60ミリの厚みは必要と考え、Kino-izmでは60ミリとしています。
IMG_5244-1-1_600_2.jpg

完成すると解らないところ、いや工事中でも解らないところですが、快適に暮らして頂くためにもこういうところを念には念を入れて家づくりをしています。

如何ですか、お解り頂けたでしょうか?
ん~、解らないという方は、いつでもご質問して下さいね!

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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