明日から上棟準備

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
週明け月曜日、昼間に生駒市のKg様邸へ行きましたが、道中のR24号線や普段通る混雑した道路も心なしかスイスイとながれていました。
これもやはりコロナの影響で自粛が続いているからだと思いますね。
で、現場は?というと一昨日、昨日と降った雨のせいで基礎内がプールのような状態。
金魚飼えるゾ、汗!
IMG_3099-1_600.jpg

従来は床下断熱仕様で施工していて、このような状態になるといけないので基礎の立上り部分に小さな穴をいくつか開けておき、雨が降った際にはその穴から外部に雨水が流れ出るようにしていました。
ではなぜ、基礎断熱とすることによって、穴を開けておくことを止めたのか?
Facebookでもこの写真を掲載しましたところ、「穴を開けておいて後で塞ぐ」というコメントをされた同業者の方も居られます。ん~、それはチョッと違うんだナ!
同じベタ基礎でも断熱の区切り線が床下か基礎の立上り外周部分かによって、床下の環境も異なります。

床下断熱の場合は床下(基礎の中)は外気と同じ環境ですが、基礎断熱の場合の床下は部屋の中と同じ環境なのです。
だから、基礎に穴があいていると塞がなくてはならないし、その穴をコーキングやウレタン断熱を充填してもシロアリが好む環境になりやすく喜んで入ってくる可能性が高いのです。
そのようなリスクを除くのが私たちの役目だし、蟻害にあわないような仕様にしないといけないことは当然なのです。

時には写真のような状態になると、水の撤去が面倒なのであえて穴を開けて水が溜まらないようにして、工事後に塞ぐ工務店もあります。それでも基礎断熱なのです。
それでいいのか?完成してしまうと我々でもわからないし、素人の皆さんが解るわけが有りません。
結局、手抜きのナンチャッテ基礎断熱となってしまいます。

例えそれが楽だとしても、そんなこと私にはできるわけが有りません。
だから、こういう写真も時には掲載させて頂いて、どのような工事を行っているかを発信しなくてはならないなと感じています。

「本当の」なんて活字は使いたくないですが、本当のモノって一つしかないと思うから。。。
でもこれこそが本当のモノだと思うのです。
真面目にやっている工務店は皆さんこういう写真を公開していると思うのです。

チョッとうざうざうと書きましたが、こんな木野と一緒にいえづくりをしませんか。

雨水を撤去したあとはこんな感じになりました。
片付けを始めたころには既に乾燥してきたところもチラホラ、これで明日は乾燥するでしょう。。。
IMG_3100-1_600.jpg

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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