更にハイスペックへ...

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
いきなりですが、エアコン1台で家中快適に出来ると思いますか?
出来るんですよ!
ただし、どのような仕様(性能)の家でも出来るかというと、答えはNGなのです。
最近のエアコンは数年前のエアコンと比べても高性能です、新製品が出るたびに性能が良くなっています。
それでもね、やはりエアコン1台という小さなエネルギーで家中を快適にしようとするとそれなりの躯体性能が必要なのです。
躯体性能=断熱や気密、日射といった暖房・冷房に左右するところをそれなりに高くしないとこの方程式は成り立ちません。

巷ではZEHという活字だけを独り歩きさせ、どんな性能の家でもZEHを謳う工務店が非常に多いです。
失礼な言い方ですが、大した性能でもないのに太陽光パネルをたくさん屋根の上に載せZEHと謳っている。
これは、何もかも国の施策が誤りで、次世代省エネ基準という21年前に定められたすごーく低い性能の住まいでもフラット35の中でも金利優遇が受けることの出来るフラット35Sの借り入れが可能というのと同じで、何となく省エネなような勘違いのするもので決して性能は良くありません。

せめて、H28年度基準でいう東北地方や北海道地方で定める基準値位の性能の住まいを対象として欲しいものです。

で、Kino-izmは?というと、、、
今回の住まいは今まで以上にスペックが高くなっています。
従来の性能でも東北地方や時には北海道地方でも基準値をクリアするほどの性能でしたが、「もっと良い家をつくりたい」という強い想いで色々な専門家と出会い、知恵をお借りし、準備を進めてまいりました。
で、今回の住まいは、、、階間エアコンを導入します。
床下エアコンでもそれなりのスペックが必要ですが階間エアコンはさらにハイスペックである必要があります。
というのも夏場の冷房には冷気を吹き出しますがその気流を2階の各部屋に引っ張り上げてやらないといけないのです。
ただでさえ難しい仕組みのところに気密や断熱性能がちょっと高いだけでは到底無理だと思われます。

全てが初めての試みで十分に準備をしてまいりましたが、いざ、工事が進み始めると、大きな壁がいくつも立ちはだかっており、頭を悩ませています。
でも幸いに、この苦労もそのうち報われるであろうとポジティブに考えるだけでワクワク・ウキウキと心が躍ります。
完成が楽しみなのです、、、ヨ!!!
性能は今まで以上に高いです。サッシも従来のAPW330を彷彿させるAPW430、トリプルガラスに防犯合せガラスを組み込んでいます。もともと北海道地方で使うためのサッシで今も北海道の工場で作られています。
YKK奈良支店の担当さん、奈良支店管轄では初めてかも、、、とのことです。
床面の長方形の開口は階間エアコンの気流を補助するファンの納まり口です。
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来週末、2月8(土)、9(日)の2日間、これらの状況をじっくりとご覧いただける構造見学会を開催致します。
まだまだ予約状況には空きがありますので、Kino-izmの家づくりに興味をお持ちの方はご希望の時間をお知らせ下さい。

さて午後は、天理市・M様邸現場へ、、、
ようやく長い長い解体工事が終わりました。
いよいよ週明けには地盤調査、地鎮祭、そして着工と進めてまいります。
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ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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