自分で勉強しよう!

| コメント(0)

全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
明日あたりから気温が下がり寒くなるとのことです。
約10年くらい前のことですが、転勤で札幌在住の知人が奈良へ帰省した時に、「北海道の方が寒いと思っていたけど意外と住みやすい、奈良は寒いね!」と言っていたことを思い出しました。
元々奈良県で生まれ育ち、大手企業へ就職し転勤族で広島や東京、そして北海道と転々と移り住んだのですが、、、
今、このようにして気密・断熱の問題に取り組み、如何にして暑さ寒さのストレスから解放されるか?、はたまた、如何にして光熱費のかからない(少ない)ような住宅を建てるか?というようなことを日々考えているのですが、このようなことを考えるからこそ彼の声にピンと来たのかも知れません。もっと早く気づきなさい!遅いやんか!という突込みは受け付けませんけど、笑

数十年も前から北海道や東北地方では気密・断熱についてよく考え工夫を凝らして家中温度差のない住まいを建ててきました。
さらに光熱費も安くつくように様々なことを考え家づくりに取り入れてこられたことと思います。
でも、関西は、夏は暑くて当然、風を通して我慢できなくなればエアコンを使う、冬場も足元がスースー、こたつに足を放り込みフリースやカーデガンを覆い、くつろぐ部屋だけストーブやエアコンで暖を確保した。廊下へ出ると寒いのは当たり前、しかもお風呂も脱衣で衣類を脱ぐときも寒くても当然、仕方がない。
このような生活を誰もが庶民であろうが裕福な家庭であろうが当たり前でした。

それは北海道やあるいは欧米の先進国の住宅の作り方、住まい方を知らないからであって最近のように高気密高断熱の必要性を専門家が提唱し、徐々に浸透してきている昨今、もう知らないでは過ごせません。
どのようにすれば一年中身体にストレスを掛けることなく快適に暮らせるのか?をご自身で勉強しなくては国は教えてくれるはずもありません。
というのも予定では本年建築基準法に省エネ基準を取り入れる予定でした。しかし何らかの力が働いたのでしょう、法改正は直前になって中止、無かったことにしてしまったのです。国交省の担当者は重要だということを十分に理解しているようですが先生と呼ばれる国民の代表連中が何らかの恩恵を受けるために法改正に待ったをかけたのだと思います。
数日前から大変な騒ぎになっています新型肺炎についてもそうですね。他国では水際でウィルスを止めるために入国を拒否しているところもありますが、我が国はどうでしょう?
国民を守るのではなく、何かしら自分たちの都合の良いように動いているようにしか見えないのです。

このような国に任せていても何ら個人の生活が良くなるとは思えません。
家づくりも自分の目で確かめ、もっと勉強し、どのようにすれば快適な住まいを手に入れることが出来るのかをしっかりと考えて欲しいと思います。
これらの様な話も来週の構造見学会ではお話しさせていただきます。
是非、ご参加ください。
お申し込みはホームページ・お問い合わせの欄からお願い致します。

写真はN様邸、2階ホールからリビングを見下ろしたところ。
階段壁面にたくさんの本棚を作りました。
また、壁面にはキャットウォークも。。。
DSC_5262_600.jpg

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

人気ブログランキングへ

コメントする

〈 前の記事トップページ次の記事 〉

カテゴリ

バックナンバー

奈良の外断熱注文住宅 有限会社キノハウジング このページ先頭へ