省エネ講習会

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆

今日の午後は大和高田市で改正建築物省エネ法説明会、および住宅省エネ技術講習会に参加しました。業界の人がほとんどなので知っている人もたくさん参加されてましたね。
100分と休憩15分を挟み80分という2本立て。眠い眠い時間帯、おまけに会場はすごく室温が高く暑くて堪りませんでした。。。

内容ですが、大半は各方面からの様々な情報収集で解っていることばかり。
ただ国の行う施策はどうしてこんなに手を抜いて出来るようなことを並べるのかと呆れるところもありました。

例えば、外皮平均熱還流率(UA値)計算の仕方、外皮計算とは建物の外と内との境目から内側の熱がどれだけ外に逃げるかを計算するのですが、壁に使われる板材や柱、断熱材、床下や屋根の断熱仕様、サッシの性能を熱還流率とその厚みでそれぞれ熱抵抗値を計算し面積分を乗じて計算して行く結構面倒な計算なのですが、それを早見表のようなもので値を抜き出し、簡易計算で片づけてしまおうという方法、当然細かく計算するより計算値は悪くなりますと言っていましたがそういう問題じゃなくて全て実際の計算をしなければいけないとするべきではないかなと思いました。もちろんKino-izmでは細かく計算していますよ!

また、省エネ基準が建築基準法への導入を見送られたのですが、その代わりというのでしょうか、、、建築士が設計業務の一環として建築する家が省エネ基準に沿っているのかあるいはそうでないのかを説明しなくてはならないという決まりが出来ました。
その場合、先に建築士が、「この説明をお聞きになられますか?」と施主に意思の確認を行い「説明を聞きたい」と意思表示を示した場合に限って、省エネに対する適合性を書面で説明するという事らしい。
おいおい、そんなこと確認しなくてもすべての施主に説明を行えばいいのにね。
裏を返せば施主は一般の素人さん、こんな法律知る由もありません。
「説明聞きたくない」と勝手に適当な書面を作り説明を行わない業者が必ず出てきそうです。
国はどういうつもりでこのような施策を進めるのでしょうか?サッパリわかりません。
誰のための省エネ法なのでしょうか???

しかし、眠たかったナ、汗
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ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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