本物の性能の住まいを!

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は奈良市の方より「築35年を経過した住まいのLDKやホールのフロアを張って欲しい」という依頼がありました。
インターネットでKino-izmを見つけ、サイトの中で見た写真で「ここならきれいに仕事してくれそうだ」と感じられたらしいデス。
どの写真を見てこのように思われたのか?お会いした時にお聞きしないといけないですね、笑
さて、もう少し詳しくお聞きするとキッチンも入れ替えるらしい、でもその業者は決まっているようで、フロアも張替して欲しいと依頼したところ、「うちで工事すると他社より高くつきますよ」と言われたらしいです。
変だと思いませんか?
私だったら、すべて一緒にした方が安くつくと思うのですが・・・
是非見積もりして欲しいと依頼されたので、対応は5月中旬位になりますよとお伝えし、お待ちいただくことになりました。
色々な問い合わせがありますねぇー!

さて、、、
Kino-izmの住まいは全棟長期優良住宅、耐震等級3(最高等級です)、断熱性能はUa値でこちらも全棟表記しており概ね0.4前後と表記できると思います。
省エネ性能を比較するための共通した物差しであるBELS評価についてもまだまだ普及が遅れていますがKino-izmでは取得しています。
ゼロエネルギー住宅、所謂ZEHも然り、、、
でもこのZEH、時として数字のからくりのように都合の良いZEH住宅を造っているビルダーが多いことにも驚きます。
ま、違法ではないのですが、、、
というのもZEHの認定には消費するエネルギー分をその家庭で補って(発電=創エネ)やればそれでOK、でもね、躯体性能がスカスカの従来の家で、快適に過ごそうとするとたくさんのエネルギーが必要なのです。その住まいの消費エネルギーをこれまた大容量の太陽光設備を屋根の上に載せ、時にはカーポートの屋根にも載せながら、発電したエネルギーを使い切り(浪費)、ZEHといっているビルダー、ハウスメーカーも多いです。
そこにはイニシャルコストが半端ないほど高く、そして10年、20年先に設備の更新の際、またまた相当なコストが必要であるということも解らないまま「うちの家はZEHだよ」と満足している人も多いです。確かに間違いではないでしょうけど!
設備が故障した時にかかるコストがどれほど莫大なのかをよく理解しないと将来のライフ設計が崩壊してしまいます。
「10kW搭載」とかいうようなバカげたZEHはもう止めて欲しいと思います。
「知らぬが仏」では済まされなくなります。
設備には故障がつきものです、そのようなモノよりも建物の躯体性能にコストをかけてやることで、僅かな設備で快適な暮らしを手に入れることが出来る上、僅かな設備なので消費するエネルギーも少なく光熱費も安くつきます、そしてそのエネルギーを創り出す太陽光設備も小さいものでカバーできるようになるのでイニシャルコストも少なくて済むでしょう。
設備は故障や取り換えが必要な時期が必ずやってきますが、建物の躯体性能はほとんどの場合その建物が建ち続けている間はその性能が維持されるのです。だから先ず建物の性能を高くして躯体性能の高さで快適な住まいを手に入れて欲しいと思う。
ん~、うまく説明できたカナ~~~???、解っていただけましたか???
ZEHといってもすべて同じ性能のZEHではないということを良く理解してくださいネ!
本物の性能の住まいを手に入れましょう♪

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘
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