それでいいのですか?

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
かれこれ19年前、勤めていた時に建てて下さったお客様から改装工事を請け負いした時に初めて結露・カビについて疑問を持ちはじめ、その後はインターネットを通じて全国の断熱・気密・防蟻など、色々な専門業者との出会いがあり、断熱・気密に興味を持ちはじめました。
あの頃は私の周りの人たち(お客様だけではなくて同業者も含め)に、きっかけがあれば断熱・気密の話をしても誰も興味を持ってくれませんでした。
そのことを思うと今の時代、断熱・気密についてはそこそこ普及してきているように思えます。
しかし中には、Ua値やC値を並べ、国の定めた基準をギリギリクリアしただけでいかにも高性能な住まいを手掛けているというようなイメージを与えるようなホームページや営業手法を見る度に、疑念を持たずにはいられない状況です。
国の基準は非常に甘く(緩く)、とてもとても快適に省エネに暮らせるものではありません。
本来の家づくりはそこに住む家族の幸せを願うことであり、その為にも寒暖差の少ない住まいで省エネを実現し、快適に暮らすことで心身ともに病気から家族を守り、子、孫へと受け継がれ、末永く笑顔の絶えない暮らしの出来る住まいを提供することだと思うのです。
最近では業者の都合で効率、無駄を省き儲けを優先するあまりに、敷かれたレールの上を走らせるような家づくりをする業者も増えてきました。
そこにはそのようなノウハウを売るコンサルタント会社が存在し、便利だというだけでチャットだけでの現場管理を導入してみたり、、、TELするのもNGなんですよ(驚)
それで細かな指示が出来るのでしょうか?施主様の想いの詰まった家が出来るのでしょうか?
それはもう私のようなアナログ人間からするととても注文住宅・自由設計とは言えません。
さらにはこうして書いているブログでさえ代行業者が存在することも驚きなのです。ウチにも営業のTELやDMが時々届きます。
きれいな文章を並べ、如何にもその分野に精通しているかのような記事を取り上げ、あるいは大金を払って掲載した書籍の記事を「掲載されました」とウソ吹く者も数知れず。。。
こんなボヤキをしていても仕方がないのですが、これが現実なのです。
消費者が、施主がシッカリと勉強すればこのような業者が表面を取り繕っていてもその内情を簡単に見破ることが出来ると思います。
どうかこれから家づくりをされる皆さん、せめてこのブログをご覧下さっている方だけでもこのような業界の現実を解ってほしいと思います。
ん~、解ってもらえるかナ~~~

写真は高田土木事務所、
ある相談で道路判定が必要となり、書類をそろえて提出しました。
年度末&異動など、しばらく時間が掛かりそうです。
IMG_8792-1_600.jpg

ほな、また、、、
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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