省エネ基準に思うこと

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆

今日も断熱改修の依頼のあったお宅を訪問しました。
3年前、断熱改修と間取変更を目的とし、一戸建て住宅を全面改装した住まいのオーナー様からの紹介でした。
リビングではフローリングが冷たいため、一面にカーペットやお子さんの為にクッション材を敷き詰め、さらにはホットカーペットを敷き、電気ストーブを点けて下さいました。
それでも足元は寒く、ホットカーペットに尻を下ろしているとお尻だけ熱くわずかな時間でもじっとしていられません。
でも、これが日本の断熱気密性能なのです。

年号が平成に変わってからマグニチュード5以上の地震の発生件数は50件以上と言われています。
その地震によって犠牲者の数は、東北大震災では津波による被害者を除くと407名。
阪神淡路大震災においては6343名の方が命を落とされました。
このような大きな被害が出るたびに、建築基準法の耐震基準は僅かですが強化されてきた。
しかし、断熱基準についてはそのようには進まず、2020年に義務化されると誰もが疑わなかった省エネ基準が実質見送られることになりそうです。
僅かですが進んでいる耐震基準、その一方で僅かな耐震基準のように進んでいない省エネ基準、断熱が不足することによってヒートショックが引き起こす浴槽での溺死の犠牲者は年間約4,900名、浴室での突然死となると19,000名を超える犠牲者数を見てもその危険度の高さが解らないことはないでしょう。
ヒートショックの無い健康で快適な住宅のためには、断熱、気密、換気の性能向上が必須です。
せめてKino-izmの住まいをご指名して下さった方だけでも、省エネの意識向上に努めたいと思います。

さて、、、今日も現場をハシゴしましたよ~♪
早朝、橿原市・Ak様邸、
今日は玄関のタイルを張る作業、熟練の職人と見習いの若手が二人で黙々と作業に勤しんでいました。
IMG_8234_600.jpg

外装改装工事のM様邸では、塗装下地のシーラーが乾燥するまで、一日養生し、中塗り、上塗りと進めてきました。
今日で外壁の塗装は完了、次は板金部分の塗装に進みます。
L1320277_600.jpg

そして宇陀市・Ha様邸、
今日はハウスプラス住宅保証による基礎配筋検査、約30分の検査は一発合格!
L1320288_600.jpg

明日、明後日は天候が悪いのでベースコンクリートは木曜日に変更します。

ほな、また、、、

橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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