APWフォーラム2018

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日も残暑厳しい一日でした。。。

さて、6月開催予定が大阪北部地震で延期になっていたAPWフォーラム2018 in OSAKAが本日、大阪市・ハービスホールで開催されました。
このフォーラムはサッシメーカーYKK-apの主催です。
3ヶ月ほど前に、メーカー担当者から積極的に樹脂サッシAPW330を採用している工務店の実例として施工写真をパネル展示させて欲しいと依頼がありました。
で、会場には計10社程度の展示の中にKino-izmの施工例写真も展示されていました。
県内ではKino-izmのみの展示、メーカーさんのKino-izmに対する厚意にも思えましたが、まぁ発売当初から積極的に樹脂サッシを採用している県内の工務店の中では一番実績が古いかも知れませんから妥当かな、笑!
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で、APWフォーラムの内容はというと、、、
今回の基調講演はZEH推進協議会の代表理事・小山さん、福岡と熊本で工務店を経営されています。
そして4度目の聴講となりました松尾設計・松尾先生、
この二人の講演でしたが、小山さんの講演内容は、とにかくZEHは必須であるということ、国も2030年までには既存住宅を含む住宅すべてでZEHをクリアしようと進めているとのことです。
ZEHとは「ゼロ・エネルギー・ハウス」の頭文字をとったもので、家庭で消費したエネルギーをその家庭で発電し、プラスマイナスゼロにしようというもの。
しかし、今現在のZEHを見ていると特に大手メーカーのそれはガンガン電気を消費(大量消費)しながらも、屋根上にたくさんの太陽光を搭載(大量供給)し、プラスマイナスゼロを達成するもので、計算上はZEHとなりますが、国が行おうとしているZEHとは何かズレがあるように思えてなりません。供給側の設備が故障すると大量消費のみ残ってしまいます。
この大量消費の住まいとは既存の住宅のほとんどが当てはまります。
もともと消費エネルギーをゼロで抑えようという目的の根源は地球の限りあるエネルギーの無駄な消費によるCO2の排出が地球温暖化を促進しているためであって、決してガンガン電気を使ってもいいよと言っているわけではないのです。
国の主導は建物の躯体性能を高くし、消費エネルギー(光熱費)を削減しましょうと、そしてその消費するエネルギー分は自宅で発電しましょう、これで実質消費するエネルギーはゼロになるということなのです。
これを勘違いしているビルダー(ハウスメーカーも含めて)が多すぎることも危惧されていました。
一方、松尾先生の話は過去に3度聞いていますが、今回は少し切り口が違いました。
建物の性能を数値で表しても、その性能が他社の性能と比較してどれほど良いのか?どれほど光熱費が安く済むのか?というところまで理解しないと数値だけ表記していても意味がないと仰ってました。
ん~、この部分はシッカリとKino-izmでも捉え光熱費がどれくらいかかるのかをもっと前面に押し出して行かないといけないと思いました。
現にその準備は進めていますが、まだまだ、もう少し先になりそうです。
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そして最後はこの2人の先生とYKK-apの樹脂窓推進部長・石川さんとのトークセッションでした。
ここで説明できるような薄っぺらいものではなくて大変重く心に刻み込み、明日からのさらなる性能の高い住まいの普及に努めていきたいと思いました。

講演中に10件程度のTELが入っており、TELに出れなくて対応が遅くなりましたこと、大変申し訳ございませんでした。
明日はKino-izmも参加している安心安全住宅協議会の全体会議、メインは今年度の地域型住宅グリーン化事業の補助金配分の会議です。
またまたTELに出れないかも知れませんが必ず後程、折り返しご連絡いたしますのでよろしくお願い致します。

ほな、また、、、

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