窓の性能は大切です

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は朝からLIXIL大阪南港ショールームへ行ってきました。といいましてもショールーム内を見学するのではなくて一般の人たちは入ることのできない社員研修用のフロアへ、、、。
それはLIXILの担当者より設備や内装建材はもちろんのこと、サッシについての詳しいレクチャーの為、ご招待を受けました。
たくさん工務店が来ているのかと思っていましたが、なななんと、キノハウジングだけ、一人占めなのです。
それは何故か・・・
気密断熱という住宅の性能に拘っている工務店を厳選し、より一層LIXILの商品の良さを理解してもらおうと企画されたようです。
私自身もサッシについては従来からシッカリと勉強し知識は十分にあるつもりでしたが、ご招待を受け担当者の熱い意気込みに押されたというところもあり、今一度確認の意味も含めて再度勉強しようと思い、出掛けました。
樹脂はアルミに比べ熱伝導率が低く熱が伝わり難いので樹脂サッシの方が断熱効果は高いということは十分に知っていましたしその通りに家づくりをされる皆さんにお勧めしています。
ガラスに関しては一般的に使われているただ単なるペアガラスは一枚板のガラスと比べて大して変わらないという事は解っていましたし、Low-Eガラスの方がペアガラスよりも遮熱断熱効果があるという事も十分に理解していました。
ではどの程度の差があるのか・・・といわれるとはっきりと数字で表せる事も無かったのですが、今日このように実験模型を拝見したことで、自分がKino-izmの進めている窓の仕様レベルが如何に高いのかを改めて確認する事が出来ました。
写真をご覧ください。
この模型ではBOXの中が外部と言う設定で温度を「-9.4℃」に下げています。
そしてBOXの外側は室内で温度が「24.0℃」快適な温度です。
写真の3種類のサッシの温度差をご覧ください。
右から一般的なアルミ樹脂複合サッシ・Low-E複層ガラス
まん中は、アルミ樹脂複合ッシ・アルゴンガス入りLow-E複層ガラス
左側は樹脂サッシ・Low-Eトリプル(三層)ガラス
※ここではごく普通の複層ガラスや単板ガラスは省エネ的には論外なので実験も行っていません。
IMG_2032-1_600.jpg

さてどうでしょうか?
外気温が「-9.4℃」に対して、Low-E複層ガラスの表面温度は「15.0℃」
それに対して同じLow-E複層ガラスでもアルゴンガスを入れているものは「16.6℃」と「1.6℃」も違います。
サッシに関してはアルミ&樹脂複合サッシの中では性能がトップクラスのもので「17.3℃」に対して樹脂サッシは「20.3℃」と3度も差があるのです。
これが一般的に使われている普通のアルミサッシであればもっと温度差が出るのが明確なのです。
冬場、暖房で室温を高くしても窓辺の温度が低いと結露が生じるとともに、コールドドラフト現象(部屋の天井付近の空気が冷やされ重くなって床の周辺に下がってくることで空気の対流が生じること)が起きます。
窓も空いていないのに隙間風のような冷たい風を感じたことはありませんか?足元がスースーとするなぁと感じたことがありませんか?
それがおそらくコールドドラフト現象によるものだと思います。
このようなことが起きないようにする為にも窓の性能って大切なのです。
もちろん窓だけではなくて壁体内の断熱性能も大切なのは言うまでも有りません。
家づくりの際には、窓の性能にも目を向けて頂きたいなと強く思います。
今日はほんとうに良い勉強になりました!

さて、、、
9月24日(日)に開催します宇陀市・Nm様邸の完全予約制完成内覧会の予約状況は・・・
10:00予約可能
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都合により時間の変更をお願いするケースがあるかもしれません。

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ほな、また、、、
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