8月末日

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今夜も非常に涼しく感じます。
もう秋がソコまでやってきたって感じですね!

しかし、、、現場は年中熱いですよー爆
宇陀市・Nm様邸
今日はキッチンの据付とオリジナルで製作する事になった階段手摺の採寸打合せの立会い
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明日から内装工事に取り掛かります、最終の追い込みダッシュですゾ!

さて、先日より断熱と気密、さらに換気も大切というお話を何組かのお客様にもお話ししております。
換気...というと、窓を開け放って風をサァーっと通すことをイメージしますが、それだけが換気ではありません。
計画的に家中の汚れた空気を外部に放出し新鮮な空気を取り入れてあげることが大切なのです。
で、先程の話に戻りますが、窓を開け放って風を通すという状況、1年365日の中で何日位あると思いますか?
冬は寒くてほとんどNG、
春は爽やかな風が通るとはいえ、花粉や黄砂などが空気中に浮遊しておりほとんど窓を開けることが出来ないですね!
夏はどうでしょう・・・気温が高いほど空気中に含まれる水分が多いです、そのような空気を家中に入れてしまい、エアコンで適温になっている空気と混合するとたちまち結露を起こすことになりかねません。梅雨時なんて窓を開けることそのものが乾燥している押入の布団や衣類などにわざわざ水分を含ませてカビを誘発するだけで何一つ良い事はありません。
秋、快いそよ風を感じるこの季節(ただし9月下旬から10月下旬までの1ヶ月)が窓を開けて自然に換気しても良い季節ではないでしょうか?!
ということで1年の内、たった1ヶ月程度しか自然換気できる季節が有りません。
では他の11ヶ月はどうすれば良いのか?
これは機械に頼るしか方法は無いのではないでしょうか!
「機械=換気扇」ですが、計画的に室内の気積(部屋の体積)を計算し、それに見合った機械設備を取り入れます。
しかし、その機械で家中の空気を入れ替えるにしても、少しでも隙間が有るようでは機械が強制的に誘導できる空気が少なくなります。
いつも説明の時に言うのですが「コップに入ったジュースをストローで吸い上げる時」とほぼ同じ事なのです。
ストローに穴が空いていたら、いくら思いっきり吸ってもジュースは飲めないですよね?!
だから家の場合でも隙間が有るとダメなんです。
こういった所でも気密、即ち隙間が無いかどうかを工事の途中で測定器でチェックする必要があるといつも訴えています。
でも、気密ってなかなか伝わらないのが現実。
もっと我々工務店側がこの必要性を認識し、誤った知識を持たないようにしないとこの問題も解決できないのではないかなと思う。

県内でも気密性能が高いといいながらブログや施工中の写真を見ていると透湿気密シートの施工方法が間違っている工務店が有ります。
施主様は知らないんだろうなと思うと、「間違ってるよ!」と言ってやりたいくらい、、、やるせない気分です(T_T)

さ、今年も残すところあと4ヶ月、爆
ガンバロー、笑

ほな、また、、、

↓「Best of houzz2017」獲得

Houzzに登録中の橿原市, 奈良県, JPの木野芳弘

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