結露について

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☂
日が暮れてからアッチヘ行ったりコッチへ行ったりしていると23時を過ぎてしまいました(汗)
今日は雨が降り、気温も低く大変寒く感じました。
気がつけばあと2週間ほどで今年も終わりですネ。
年賀状、全く手を付けていません、ドウナルヤラ(汗)

さて、Kino-izmのアクセスログを見ていると最近急激に増えてきたキーワードが『結露』に関するもの。
これは毎年の事です。
寒さが厳くなりますと窓に水滴がビッシリと付くことがあります。
私の住まいでも窓の片隅に僅かながら着いています。
※私の住まい(築6年10ヶ月)のサッシはYKK-AP・エピソード、樹脂とアルミの複合サッシです。

気温の低い冬場は結露が発生しやすい時期なのです。
では結露の原因は...
空気中に存在出来る水蒸気量(飽和水蒸気量)は、気温によってその量が異なります。
気温が高いとたくさんの水蒸気を持つことが出来、気温が下がると、持てる水蒸気の量が減るのです。
その際に水蒸気が水に変わります。露点温度云々といいますがここでは難しいことは省略しまっさー(^^)

断熱性の低い窓は、外気温の影響を受けて温度が低くなっているので、部屋内で暖房された空気が触れると冷やされ、窓ガラスなどに付着し結露となって表れるのです。
また、暖房した部屋から暖房していない部屋へ空気が移動しそこで冷やされて結露が生じます。
タンスの裏やクローゼットの中でカビを発見された方も少なくないと思います。
こうした結露を抑えるためには室内の水蒸気を少なくすることが先決です。
その為には換気が一番手っ取り早いのですが、寒い季節にそんな事をすると室温が一気に下がってしまい寒くて快適に過ごすことなど出来ません。さらに暖房コストも気掛かりで安心してくつろぐことなど出来ませんネ!
では、、、如何すればいいのでしょうか?
先ずは窓対策!
家の中の暖かい空気が一番逃げて行くところは窓で、それは全体の50%以上と言われています。
窓の性能を上げてやることなのです。
ハニカムブラインドを取り付けたり、圧手のカーテンを付ける等、さらには内窓を取り付けたり、ガラスの性能を高いものに替えるというのも一つの方法でしょう。
そうすれば外気温に影響されにくくなり、結露も抑制できるでしょう。
おまけの効果として防音効果も期待できるでしょう。
そして家中の温度差を少しでも少なくしてやるということ。但しここまで行おうとすると建物の躯体性能を高くする必要が有り、断熱改修工事が必要となります。
ただ、そうすることで熱の移動が少なくなりかなりの結露も抑制できるのです。
結露はカビの素、そしてダニの発生にも多大な影響を及ぼします。
アレルギー体質の方や呼吸器系疾患をお持ちの方には重要な要素です。
今のお住まいで結露に悩んでおられる方、こうして窓対策をされることをお勧めします。

ん~、何かまとまり無いブログですが、要するに結露を抑制することと高断熱・高気密は比例するということです!
また、これから家を建てようと考えておられれる方は、断熱性能はもちろんのこと、気密性能にも詳しく、その実績のある工務店に相談しましょう♪
そしてストレスの無い快適な住まいを手に入れて欲しいものです。

写真は一昨年完成のUd様邸リビング
対面キッチンの向こうにはオリジナルのカップボード、コンロ台正面はあえて壁を造作せずに強化ガラスを嵌め込み視界を遮らないような工夫をしました。
NZ6_9142a_600.jpg

ほな、また、、、
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