省エネ義務化

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
今日は清々しい一日でしたね!
午前に1組、午後に2組のご家族とそれぞれ目的は違いますが打ち合わせを行いました。
午前の方はプランニングの再提案、本日のご提案でプランが確定しました。
これから大急ぎで積算に取り掛かります。
午後の方は居住される住まいの外壁と屋根の改装の相談、ご注文を頂きました。
11月中旬頃から着工の予定、ありがとうございましたm(_ _)m
もう1組の方のお話・・・
他社とも建築の相談をされていて、省エネのことを少し勉強し始めたところのこの方、その工務店に省エネについて質問を投げかけたらしい、すると、、、断熱性能のことはあまり説明せず、
「まだ今のまま(今の仕様)でも建築できますよ、4年後に省エネ基準が追加されるまでは大丈夫です」と。
仕入れ先の建材メーカー担当者や同業者の話を聞いていますと、大体の工務店はこんな感じらしいデス。
あまり勉強していない、というか4年先のことなどまだまだ興味がないとも思います。

ここでいうところの2020年までは大丈夫というのは、現在、建築基準法には省エネ基準が義務化されていないため、断熱性能がどれほど低くてもかまわないのです。しかし2020年以降は省エネ基準が義務化されるので、その時点での省エネ基準をクリアしていないと建築確認済証の取得は出来なくなります。

で、久しぶりに建築基準法について調べてみました。
建築基準法(けんちくきじゅんほう、昭和25年5月24日法律第201号)は、国民の生命・健康・財産の保護のため、建築物の敷地・設備・構造・用途についてその最低基準を定めた、日本の法律である。

これらの基準は最低基準なのです。ここを良く理解しておいてください。
建築確認が受理されたからそれで大丈夫、快適な住まいが手に入ると思われている方、大きな間違いなのです。
こういった間違いをされている方は、たくさん居られます。
そしてこのような人たちに、恰も最適な住まいを提供しているかの如く営業している工務店が多いのにも驚きます。
2020年の法改正は「今までのようなエネルギーをダラダラ消費するような住まいを造ってはいけませんよ!」といいながら、1999年に定められた省エネ基準の僅かに上という最低限のボーダーラインを決めただけで、決してこの基準をクリアすると快適な住まいが出来ますよ!ということではないということを解って欲しいものです。

快適な住まいを手に入れるには...建築主(施主)自ら、省エネルギー性能のことをシッカリと勉強し、決して業者任せにしないことである。
また気密性能も断熱性能と切っては切れない関係であるのです。

Kino-izmの住まいは、今後の着工物件より、個々の建物の燃費性能の表示と、建築物省エネルギー性能表示制度(BuildingEnergy-efficiency Labeling System:略称"BELS")』の認証を取得していきます。

ほな、また、、、
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