外断熱の壁って・・・

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
台風ナムセーウンが近づいています。
奈良市・Nc様邸の現場の外部養生シートは念の為、全て足場に括りつけました。

さて、その現場の作業状況は・・・
外壁の下地通気胴縁を取り付ける作業を行っています。
胴縁は外壁を張り終えると隠れてしまい、一般の方はあまりお目に掛かれません。だから注目されないし、ご存知ない方も多いですが、実は外壁材を固定するための大変重要な部材であるとともに、壁内の空気が滞留しないよう通気層という隙間の役目も果たしてくれます。
その胴縁を取り付ける作業、一般の住宅の場合は機械で釘を打ち固定するのであっという間に作業も完了しますが、Kino-izmのように外断熱(付加断熱を行っている高断熱性能の工務店は必ず行っています)を行っている場合、大変な手間がかかるのです。
どんな風に作業をするかと言うと・・・
胴縁を取り付ける前、
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そして胴縁を取り付けて行きます(約45センチ間隔)
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一般的な住宅の場合、外壁の四方の総辺長が30m~35m、階高が3m弱で2階建ての場合、胴縁の本数は約140~150本もあるのです。
その胴縁に300mm間隔でビスを固定し、胴縁を取り付けるのですが、そのビスの本数は150本×10本以上(胴縁1本当たり)=1500本以上にもなります。
使用するビスは、パネリード(日本パワーファスニング社製)といって、業界で実績も数万棟ある信頼性のあるメジャーな製品。
L1180083_600.jpg

pane1_04.gifさらにそのビスの強度ですが、ネジ山は胴縁部分と下地木材のある部分にだけ締めが効き、断熱材には余計な負荷が掛からないような仕様になっているので大変丈夫なのです。










電動ドライバーで1本づつ、ひたすら締めつけて行き、胴縁を固定するのです。
この作業が1500本以上となると大変な労力なのです。
延べ床面積が40坪を超えると2000本という場合もあります。。。
これらの地道な手間暇が快適な住まいを造るためのひとつの工程なのです。
L1180089_600.jpg

外断熱が危ないとか、地震に弱い等と不安を煽る業者も少なくありませんが、Kino-izmのように高断熱に携わっている工務店から言えるとしたら、そのようなことは一切無く、それらの営業トークをする工務店は大半がローコストを謳っていたり、断熱性能にこだわりがなかったり、知識が無く利益追求型工務店が多いように思います。
断熱・気密のことを熟知している工務店は絶対そんな事を言わないと断言できます。

これ以上はボヤキに取られてしまいそうなので、ここでは言いませんが、本当に、本当に、本当に呆れる工務店が多いのが事実です。
Kino-izmでは、もっと性能を良くして快適な住まいを少しでも多くの方にご提案して省エネ・快適な住まいを手に入れて頂きたいと思っています。
こんな考えの私と家づくりしませんか(^^)v

ほな、また、、、

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