完成内覧会のご案内

| コメント(0)

全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
先週末に住宅の省エネ化支援などを盛り込んだ経済対策として新たな住宅支援事業が発表されました。
国交省が省エネ性能の高い住宅新築を、若年層や子育て世帯を対象に支援する補助制度「こどもエコすまい支援事業」です。
この事業では省エネ改修支援も同時に行い、経産省、環境省も含め3省連携により補助金の交付申請などをワンストップで実施するとのことで2022年度の補正予算額は 1,500億円とのことです。
「こどもエコすまい支援事業」の事業内容は、令和4年4月1日時点で、18歳未満の子を有する子育て世帯、もしくは夫婦のいずれかが39歳以下の若者世帯を対象に、ZEH住宅を新築した者には100万円の補助額を、省エネ改修をした者には上限30万円の補助額を支給するというものです。
現在実施している「こどもみらい住宅支援事業」とよく似ていますが違いは何でしょうか。
こちらも令和3年度の補正予算に、令和4年度の補正予算を追加して10月末までに着工という条件を来年3月末までに延長したばかり。
こちらの事業内容は、ZEH住宅、長期優良住宅や低炭素住宅の場合、子育て世帯や若者世帯を対象に100万円の補助額を支給するというもので高い省エネ性能住宅、省エネ基準適合住宅と段階的に 80万円、60万円と補助額が減少していきます。住宅の省エネ改修は上限30万円です。
内容がそっくりですね。
「こどもみらい住宅支援事業」は、一度延長されているものの、来年3月までに基礎が完了していないといけないので、そろそろ請負契約をしないと間に合いません。
このような事情から、新たに「こどもエコすまい支援事業」をスタートしたと思うのですが、名前も内容も似ているので混乱してしまいす。
対象住宅が、ZEH住宅のみというのが今回決定的な違いです。
長期優良住宅や低炭素住宅は対象住宅には含まれていません。
期限は、来年の12月末までに基礎が概ね完了していることなので、逆算すると来年の9月初めには請負契約を交わす必要がありそうです。
対象を質の高い住宅から、ZEH住宅1本に絞ったことなどを考えると、2050年のカーボンニュートラルの実現、CO2削減を目指しているのでしょうけど、ZEHといっても躯体性能が低ければ本末転倒だと思います。
東京都の太陽光パネル設置義務なども誘発していそうに思いますが、もっと躯体性能を高めた上で太陽光設備を搭載するように誘導してくれれば良いのになぁと強く思います。これ以上ZEH住宅(Ua値0.6)程度の低性能な家を造ってどうするのでしょうか???
ZEH住宅は、大手ハウスメーカーが中心になって取り組んでいますが、やはり問題はコスト。ただでさえ、ウッドショックや円安などで住宅価格の高騰が購入意欲を低下させているのに、さらに高いハードルを課すことになります。
でもね、そこに補助金を集中注入すれば高い性能の住まいが建築されることとなり、中途半端な住宅が増えないので長い将来を見据えるとこちらの方が絶対だと思うのですが、皆さんはどのように思われますか?
Kino-izmでもこの補助事業に取り組むことに該当する物件がいくつかありますので情報も収集を怠らないようにしないといけません。

さて、藤原京跡のK様邸、
最終章の工程を組み直し、12月初旬には竣工します。
完了検査を受けた後、12月11日(日)、たった1日ですが完全予約制の完成内覧会を開催することとなりました。
是非、内覧したいと思われる方はホームページ・お問合せ欄から希望時間を明記してお申し込みください。
先着順に受け付けますが、数件のご来場が重なった場合はご希望の時間に見学できない時もございますことを予めご承知おきください。
ご予約時間は次の通りです。
①10:00~、②10:50~、③11:40~、④13:00~、⑤13:50~、⑥14:40~
お申し込みが多い場合はタイムスケジュールを予告なしに変更する場合もございます。

写真は大和高田市・ゼロエネ住宅・Kt様邸のトイレ、奥様がよく利用されるカフェのトイレを参考にしました。
_OSG2307_900.jpg

ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ
ホームページ
橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

コメントする

〈 前の記事トップページ次の記事 〉

カテゴリ

バックナンバー

奈良の外断熱注文住宅 有限会社キノハウジング このページ先頭へ