ほんとうにそれでいいのですか???

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全国のKino-izmファンの皆様
こんばんは☆
まもなくmidnight、ようやく今日も閉店です。
明日は定休日、久しぶりに休ませていただきます。

さて、ハウスメーカーのSハウスが今年4月から断熱等級5、エネルギー等級6を業界に先駆け標準とするというニュースリリースが発表されました。
これを聞かれて皆様どのように思われますか?
「流石Sハウスだ」と思われるでしょうか?
断熱について熟知されている人たちからみると「えっ?今更どういうこと・・・既に取り組んでいると思っていた」という声が聞こえてきそうです。
6地域ではが日平均熱還流率が0.6という低い性能でクリア、一次エネルギー等級6だと削減率を表す指標BEIが80%、この性能ってエコキュートとLEDライトで簡単にクリア出来そうな数値だったと思うのですが。
そうなんです、知らない人から見れば「おー、流石大手だねー」なんて思われることでしょう。
でもこの性能、とんでもなく低い性能、これをもって脱炭素とか地球環境をネタにするなんて素人を欺いているとしか思えません。
すでに、取り組んでいるところは小さな工務店でももっと性能の高い住まいを建てています。
大手ですから・・・トップランナーですから先導して欲しいものですが、もっと高い性能にしようものなら、今の低い性能でも坪単価90万とか100万なんてざらに聞くのに、もっと高くなりますからね。

Sハウスだけでなく、このような勘違いを起こしそうなアナウンスをするビルダーも多いです。
勘違いしないように自分自身が...家を建てる人がシッカリと勉強しないと業者任せはいけません!
ZEH基準なんて快適に暮らせる性能ではありません。そんな活字に踊らされないようにしなくてはいけないのです!
他社のネタはブログにどうなのかなと思いましたが、このブログを読んでくださっている人たちには後悔しない家づくりをして欲しい...そういう思いで書きました。

写真は昨年春竣工のF様邸リビング、実は今夜、仕事帰りにお立ち寄り頂きました。
これだけ大きな吹き抜けの大空間ですが、今年の寒い冬でも快適だ~と仰ってました。
IMG_7103-1_800.jpg

ほな、また、、、
木野芳弘の後悔しない注文住宅ブログ

橿原市, 奈良県, JPのHouzz登録専門家木野芳弘

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